2020年8月28日にリリースされたオープンワールドサバイバルアドベンチャーのWind Bound Switch版を3周目をクリアしましたので、よかった点と不満点をレビューをしていきます。
さらにこれから改善されるであろう点や序盤攻略も合わせて紹介していきます!
WindBoundの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
WindBoundってどんなゲーム?
WindBoundはゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを意識したサバイバルアドベンチャーゲームです。
基本的に素材を集めて道具を作って生き延びるサンドボックス要素が強くなっています。
そして若干のローグライク要素を取り入れています。
最終的な目的はストーリーの謎を解明することです。
WindBoundの良いところ
良いところ
- PS4と変わらない程の高いグラフィッククオリティ
- 自分で探索していく楽しさ
- プレイヤーが徐々に強化されていき冒険が快適になる楽しさ
PS4と変わらない程の高いグラフィッククオリティ
私が購入したのはSwitch版でしたがTVモードでは肉眼では1080pの解像度が出ているように見えます。
フレームレートも大きく落ちることはなく、30fps付近を維持しています。
携帯モードでも画面最大解像度の720pが出ているように見えます。
ですが、携帯モードでのプレイ時はフレームレートは若干落ちることがありますが、許容範囲内でプレイに支障が出るほどではありませんでした。
自分で探索していく楽しさ
ゲームプレイ中はこれといったヒントがほぼ全くありません。
「こういう島にはこういう素材がある」「島の場所」「作れる道具は素材を手に入れるまでは分からない」「次に何をすればいいか」など、
とにかくヒントのようなものがありませんので、自分で見つけて発見をしていかなければいけないのです。
基本的にこのWindBoundはゆったりとしたペースでプレイするスタイルになってきます。
あまりにもヒントがないのでせっかちな人はストレスが溜まると思います。
プレイヤーが徐々に強化されていき冒険が快適になる楽しさ
ストーリーが進んでいくと手に入れられる素材の種類が多くなり、よりレベルの高い道具が作れるようになります。
高いレベルの道具が作れると冒険が楽になり、モンハンでいう強化された武器を手にした時のようなワクワク感があります。
船も強化を重ねることで早く移動できたり、座礁しても壊れにくくなったりします。
この快適になっていく感覚が非常に楽しかったです。
WindBoundの不満なところ
不満なところ
- 戦闘が単調
- マップも単調
- ストーリーがめちゃくちゃ短い
システム的な面での不満はいずれアップデートされると思いますので、ゲームシステムなどの不満点となります。
戦闘が単調
ゼルダBotwを意識していることもあって、戦闘は非常に似ていますが物足りなさがありません。
プレイヤーの近接攻撃パターンは1種類のみでコンボもなく、攻撃→回避という単純作業になってしまっています。
遠距離武器は弓とスリリングがありたくさんの矢と弾にもバリエーションがあるのですが、戦闘システム的に使う頻度がものすごく低いです。
遠距離武器を使うのは、気付かれていない敵へ強襲するときくらいですかね。
また、このゲームのテーマの1つでもある海での戦闘は一切ありません。
せっかく広い海を冒険するのに、海の上でのイベントもほぼ無いのが残念でした。
マップも単調
公式ではマップは自動生成されていると謳っているようですが、島の形については全く同じように見えます。
さらに海に点在する島の位置関係もいつも同じような場所にあり、非常にシステム的で私たちプレイヤーでも予想できてしまうのです…
島にある素材はランダムかもしれませんが、それで自動生成と言って良いのでしょうか…
ストーリーがめっちゃくちゃ短い
最初のチャプター1が終わると、5つの壁画がある謎の場所に移動させられます。
その時点で「あぁ、きっとチャプター5まであるんだな」と察してしまいます。
そして1つのチャプターをクリアするには、早くて10分もあればクリアできてしまうのです。
ということは「きっとチャプター5以降にもエンドレスモードでもあるのかな?」なんて期待していたのですが、そういう追加モード的な物は全くありませんでした。
クリアするとクリア直前のセーブデータに戻されるだけ…
今後のアップデートで追加のストーリーやモードがあれば良いのですが。
改善されるであろう点
今後アップデートで改善されるであろう不満点は結構あります。
改善されるであろう点
- チュートリアルが全くない
- ロードがめっちゃ長い&エラーを吐く
- 遠くのオブジェクトが表示されない
チュートリアルが全くない
ゲームをスタートすると操作方法や最初の目的などのヒントは一切ないままに始まります。
最近のゲームで最低限のチュートリアルがないのは非常に不親切だと思います。
ファミコン世代の人たちは「本来ゲームってこういう物だよね!」と良い評価になるとは思いますが。
スマホゲームの初期Verではチュートリアルが無いこともあるので、それを考慮すればアップデートで追加される可能性は十分にあると思われます。
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WindBound-序盤攻略【チャプター1】
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ロードがめっちゃ長い&エラーを吐く
こちらも初期のゲームバージョンに良くあることで、ロードが異常に長かったりエラーを吐いてソフトが落ちることがあります。
Switchにはロード時のブーストモードがあり、ロード時間を少なくする方法はまだ残されていますので、こちらもアップデートに期待できます。
またロード中にエラーを吐いて落ちることが多発していましたが、既にリリース翌日のアップデートで多少安定しているように感じました。
遠くのオブジェクトが表示されない
海に出ると島から島へと目指して進むのですが、次の島が全く見えません。
なのでプレイ初期はどっちに向かって出航すれば良いのかも検討がつかないのです。
しかし、先ほど書いたように慣れてくると島の配置がシステム的であることに気づき、次の島の場所が予想できてしまうのです。
島の場所をよりランダムに、また望遠鏡などの道具を追加することで島発見の探索をより面白くできるのではないかと考えます。
こちらもアップデートで変更・追加されることを期待しています。
まとめ
WindBoundのゲームコンセプト、システム自体はかなり面白い物になっています。
しかし内容のボリューム不足がかなり深刻で、これからのアップデートでどれくらい化けるか非常に期待しています。
良いところ
- PS4と変わらない程の高いグラフィッククオリティ
- 自分で探索していく楽しさ
- プレイヤーが徐々に強化されていき冒険が快適になる楽しさ
不満なところ
- 戦闘が単調
- マップも単調
- ストーリーがめちゃくちゃ短い
セールランキングでも上位の方にいるゲームですので、開発資金は十分に調達できていると思われます。
最初のバージョンにしてはバグも少なくかなり安定したバランス、システムになっているのも好評です。
星5つ評価なら星4.5くらいでしょうか。
ゲーム内容は満点ですが、ボリュームの少なさで-1、これからのアップデートの期待で+0.5という感じです。
買いか、待ちかどちらかで答えるとしたら、断然買いです。
定価でも2,950円と非常に安いので、値段を考えると十分以上のクオリティです。(私は最初5,000円くらいになると思ってました)
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