いま注目され始めている「電気自動車」
その名の通り電気をエネルギーとして走る車です。
そんな電気自動車が普及されると環境だけでなく私たちにも大きなメリットがあります。
電気自動車とガソリン車の違い
先ほど言ったように電気自動車は電気の力で走ります。
有害な排気ガスが出ないため環境に優しいとよく言われていますが、それだけではありません。
電気自動車が普及すればするほど私たちのお財布にも優しくなっていくのです。
電気自動車は使用する部品が少なくてすむ
電気自動車はエンジンではなくモーターで車を動かしています。
エンジンの場合トルク制御(パワーの制御)をするためトランスミッションという部品が欠かせんません。
電気自動車の場合そのようなガソリン車に必要な部品は必要ありません。
搭載しなければならない部品数が少なくなると制作コストも安くなります。
その他にも電気自動車には搭載不要の部品が多くあります。
部品 | 電気自動車 | エンジン車 |
---|---|---|
エンジン | 不要 | 必要 |
燃料タンク | 不要 | 必要 |
燃料ポンプ | 不要 | 必要 |
インジェクター | 不要 | 必要 |
点火プラグ | 不要 | 必要 |
触媒・マフラー | 不要 | 必要 |
12vバッテリー | 必要 | 必要 |
セルモーター | 不要 | 必要 |
エンジンオイル | 不要 | 必要 |
オイルポンプ | 不要 | 必要 |
オイルフィルター | 不要 | 必要 |
AT/MT/CVT | 不要 | 必要 |
ATF | 不要 | 必要 |
ラジエーター | 不要 | 必要 |
ラジエーター液 | 不要 | 必要 |
エアフィルター | 必要 | 必要 |
こんなにも多くの部品を積まなくてもいいんですね!
これだけ部品がいらないなら軽量化も簡単そう!
と言いたいところですが、空いた隙間にはほとんどバッテリーが入っちゃうんですけどね…
電子部品は時間が経つと安くなる
電子部品は時間が経過すると安くなる傾向にあります。
特にバッテリーなどは進化が早く、小型化や蓄電容量が1年ごとに大幅に進歩しています。
現在、電気自動車の値段が高い理由はバッテリーです。
今のバッテリーでは電気自動車に搭載するバッテリーのコストは250万ほどらしいです。
しかし数年後にはバッテリー製造も進化し電気自動車本体の価格も安くなるでしょう。
数十年後には今のガソリン車より安く電気自動車が買えるなんて可能性も十分にあると言えます!
ガソリンの値段高騰に振り回されない
ガソリンは時期によって高くなったりしますよね。
ガソリンの値段が変動するのは、どっかの国が牛耳っているからですね。
しかし、電気自動車にすればそんなガソリンの値段なんて気にしなくてすみます。
スマホのように家で充電すればいいだけのことですから!
電気自動車の課題
電気自動車の問題はバッテリーに1番左右されています。
バッテリの容量によって航続距離も変わってきます。
実際、今の電気自動車はガソリン車の半分も走れないなんて事も多いです。
結局、現段階で実用性があるかというとそれほど実用的ではありません。
しかし、それも時間が解決してくれます。
バッテリーの進化は恐ろしく早いので実用性もガソリン車と変わらない程になるでしょう。
まとめ
今でこそ値段が高い電気自動車ですが、時間を待って電子部品の進化を待てば経済的にも環境的にも私たちのお財布的にも優しい乗り物なんです。
ただし、これは未来の話