あおり運転をされたという方は多いと思います。最近ではニュースでもあおり運転について多く取り上げられることが増えました。
そこであおり運転に遭遇したときにとても効果的な対処法を探してみました。
あおり運転をする側の心理
あおり運転の要因はほとんどが怒りと言われています。車に乗ると気が大きくなるんですね。
バイクや車は仮想の武器。武器が大きいと自分も強くなったような気がして、ついつい小型のバイクや車を威嚇したりする、というか、しやすい心理状態になりやすい。そういうのはあると思う。 https://t.co/4Q7k8Yoqiw
— 池野魚 (@xPE2sMD76hWtg73) 2019年8月31日
またバイクではあおり運転の標的にもされやすいです。
バイクはあおり運転されやすい?!その理由 - きぴろのバイク日記
まずはあおり運転されることを予防する
あおり運転をされる前に予防することは可能です。その予防策をいくつか紹介します。
後ろからのあおり運転を予防する
私が以前ツーリングに誘っていただいたバイク乗りの方が「ホタルランプ」を着けていました。
昔、暴走族のカスタムの一つで流行っていたらしいですがこの「ホタルランプ」を付けたことによって「後ろからの煽りは一切受けたことがない」と言っていました。
わたし自身、走っているとき「このバイクの後ろにはくっつきたくないなぁ」と思ってしまいました。ホタルランプを付けたバイクに乗っている本人も「あ〜それよく言われるや笑」とのこと。
現在このホタルランプは明度を変えられるものや点滅速度を変えられるLEDのものが多いですし、取り付けもテールランプから電源を簡単に引っ張ってこられるので良いカスタムになるのではないでしょうか。
車用品店でも入手できますし、フォグランプでも代用可能です。
自分が周囲の迷惑になっていないか確認する
先ほどあおり運転の要因は怒りだと説明しました。例えば「片道2車線の右車線をのろのろと走行している」や「危険な車線変更」など相手の気に触らないような運転を心がけなければいけません。
「あおり運転されて迷惑しているのはこっちなのにナゼ?」と思う方も多いかもしれませんが、こちらも迷惑をかけていた可能性が高いのです。
早い車両が来たら道を譲る
ちなみに「追い付かれた車両の義務違反」というものもあり、道路交通法第二十七条では以下のように定められている。
- 法定速度未満で走行している場合に、後続車に追いつかれた場合は、できる限り道路の左側端に寄って、進路を譲らなければならない。
- 追いついた車両が、追いつかれたクルマを追い越そうとしたとき、そのクルマが追越しを終わるまで速度を増してはならない。
法定速度を守って走っていても、早い車両に追いつかれたらちゃんと道を譲らなければいけないのです。
違反だからというわけではなく、トラブルを避けるという意味で道を譲ることをした方が無難です。
あおり運転をされたときの対処法
まずは予防ということでしたが、それでもあおられる標的になってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
とりあえず「すみません」という意思を伝える
わたしは移動のほとんどがバイクで、あおられることも多々ありました。しかし大抵の場合はこれ一発でなんとかなります。
道を譲り、頭を下げる。
つまり「すみません」という意思をしっかり伝えるのです。自分の運転に非がなかったとしてもです。
とりあえず、あおってきた相手の気を静めさせることが大切です。
それでもあおってくる場合は道を変える
道を変えてあおってくる車両から逃げましょう。しつこくあおってくる相手は基本的にどうにもなりません。
とにかくその車両からできるだけ離れてください。
トラブルになりそうになったら
それでも追いかけてくるような場合は遠慮なく通報しましょう。車に乗っている方は絶対に窓やドアを開けないようにし、ドライブレコーダーなどがあれば映像を提出するといいでしょう。