「体がだるい」「起きるのが辛い」「夜ねれない」
どれもうつ病の症状なのですが、うつ病じゃなくてもそういうときってありますよね。
じゃあうつ病ってどんな症状?どういう状態?
という疑問にうつ病患者が答えていきたいと思います。
また、うつ病患者が体験した特有の症状をもとに診断も作りました。
目次
既存のうつ診断はあてにならない?
うつ病でない人がうつ病診断をやって「重度な抑うつ状態です」と結果が出ることはかなり多いです。
しかしそれを鵜呑みにしないでください!
それは、うつ病診断をやった人が直近の出来事で答えてしまうことが多いからです。
うつ病は一時的なものではなく持続的に抑うつ状態になっています。
病院の初診で「うつ病です」と診断をすることはあまりありません。
なぜなら、うつ病とは2週間以上抑うつ状態が続いていることを指すからです。
人間は落ち込むことなんていっぱいあります。
しかし、うつ病の人はそこから回復する力が出せずにいるのです。
つまり継続的に症状が出ているかを調べればいいわけです。
うつ病患者が考えたうつ病診断
実際にうつ病患者が体験した特有の症状で診断を作ってみました。
- まっすぐな姿勢で椅子に座ることが困難
- あるとき突然、一時的に人と目を合わすのがつらくなる
- 眠くなるが寝られない
- 仕事を休むことに罪悪感を感じる
- すぐに喉が乾く
- 自分が人に迷惑をかけているように感じる
- 以前に比べ明らかに体力が以上に落ちた
- 以前に比べ明らかに歩く速度が遅くなった
- 「死にたい」と頻繁に思うようになった
1ヶ月以上前からこのような症状が続いている場合は要注意です。
うつ病になっている人は自分がうつ病だと思いません。
まわりの人に言われやっと気づくことが多いです。
うつ病になるとどうなる?
うつ病になると好きだったことや楽しいかったことが楽しいと感じられなくなります。
うつ病の症状
精神的な面での症状だけでなく身体的な症状も多く現れます。
- 体に痛みが出る
- 頭痛
- 肩こり
- 下痢や便秘
- 動悸
- 急激に体重が落ちた
- 食欲が減った、食欲が増えた
心の風邪と言われますが、そんな優しいものではありません。
原因はストレスなどによる脳の伝達異常なので精神が強い弱いは関係ありません。
また数日で治るというものでもありません。
周りの人は心のガンくらい重いものだと思ってください。
うつ病かなと思ったら
日本は世界的に見ても非常うつ病になりやすい環境です。
「生きづらいな」と感じたら精神科や心療内科にいきましょう。
お医者さんたちは親身になって話を聞いてくれます。
うつ病と診断されたら
うつ病と診断されると、抗うつ薬を処方されます。
抗うつ薬はすぐに効果は現れません。効果が現れるまで最低でも2週間が必要です。
また、よくある間違いが「抗うつ薬を飲むとハイテンションになる」というのはありません。
うつ病のことを周りに言うべき?
今ではうつ病は珍しい病気ではありません。
ですが「自分はうつ病だ」言うのは最低限にしておいた方が良いです。
うつ病になったこと知らせておくのは家族くらいで十分です。
仕事や学校は休もう
仕事や学校に行くにがつらかったら、とにかく休みましょう。
休むことでしかうつ病を治すことができません。
なるべく朝に外出しよう
うつ病になりやすい人は「朝に日を当たらない」という傾向にあります。
実は人の感情や気分をコントロールする"セロトニン"という物質は朝に日にあたることでしかつくられません。
このセロトニン不足がうつ病の原因です。
うつ病になると朝起き上がるのも一苦労になりますが、10分だけでも良いので朝は必ず日にあたるようにしましょう。
たくさん寝よう
うつ病になると同時に不眠になることが多いです。
不眠はあらゆる病気のもとになり、うつ病の原因もその一つです。
夜はしっかり寝て朝起きるように心掛けましょう。
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うつ病から仕事を復帰するまで
うつ病になってしまったとき、仕事に復帰できるか不安の人もいるでしょう。
無理に仕事や学業に復帰する必要はありません
仕事や学業に復帰するのがゴールではありません。
「仕事に復帰したから治った」「治ったから仕事をはじめた」と間違われることが多いですが、うつ病が治っても治療は続ける必要があります。
「まだ休んでいたいな」と思ったら無理に仕事や学業に復帰しなくてもいいのです。
新しい仕事を見つける
うつ病になったときと同じ職種の仕事をするとうつ病を再発することがあるので、新しい仕事を見つけることをオススメします。
自分に合った働き方を見つける
自分に合った働き方を見つけることで無理なく仕事に復帰することができます。
今ではネット経由での仕事も多くなってきており在宅ワークも手軽にできるようになりました。
自分の得意分野を仕事にしてみてはいかがでしょうか。
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うつ病の人を社会復帰を支援している団体はたくさんあります。
うつ症状専門の就労移行支援 を最大限に活用していきましょう!