スポーツタイプのバイクは他のバイクと比べ前傾姿勢になるようなライディングポジションになります。
そのためスポーツタイプのバイクは長時間の走行にあまり向いていません。
そこでライディングポジションを改善させるハンドルアップスペーサーを導入すると長時間の連続走行も可能となります。
目次
ハンドルアップスペーサーとは?
ハンドルの間に鉄製のリングを入れることでハンドルを手前にすることができます。
ハンドルを上げることにより姿勢が真っ直ぐになります。
これによって腰や腕などの負担が軽減されます。
ハンドルアップスペーサーは地味に値段が高い
純正やサードパーティー製のハンドルアップスペーサーは地味に値段が高いです。
例えば私の愛車であるCBR250Rのハンドルアップスペーサーは7000円前後です。
こんな鉄製のリングごとき(ごときと言って申し訳ない)に7000円はちょっと気が引けますよね。
といこうとで超簡単に自作できる予感がしたので、自作しました!
ハンドルアップスペーサーを自作する
必要なもの
- 塩ビパイプ
- のこぎり(塩ビパイプを切れるものならなんでもOK)
だけです!
なんと材料費たったの70円です。
販売価格の1/100までお安くできちゃいます。
注意点はフォークの径をしっかり測りましょう!
CBR250Rの場合は3.5cmでしたので内径3.5cmの塩ビパイプを買えばいいわけです。
ハンドルアップスペーサーの作り方
ただのリングを作るだけですからね。
パイプ切ればハイ完成です!
パイプの高さがそのままハンドルアップさせる高さになります。
好みの高さに調整できるところが自作するところの良い点です。
注意点はパイプできるだけ同じ高さに切ると違和感がありません。といっても高さが多少違っても左右の差はそれほど感じられませんので敏感にならなくてもいいです。
ハンドルアップスペーサー取り付け方法
取り付けも超簡単です。
ハンドルを外して間に先ほど作ったハンドルアップスペーサーを入れるだけです。
あとはハンドルを再度取り付ければ完了です!
ハンドルアップスペーサーの効果
今回は1cmのハンドルアップスペーサーを使用しましたが、姿勢がかなり直立しました。
腰にかかっていた力が減ったのがよく分かりました。
これは長距離ツーリングでも期待できそうです!
【追記】自作ハンドルアップスペーサーを1年間使ってみた
自作ハンドルアップスペーサーを使いはじめて1年が経とうとしています。
腰への負担は減っているのはかなり実感したのですが、やはり片道300km超えを月1度以上のペースでやると腰への負担はまだまだありますね。
そしてさすがに腰が痛くて耐えられそうにないので更なる改良案としてバーハンドル化を検討しています。