バイクは車と違って排気量によって通れる道も違いますよね。
なので、できればバイク用のナビというものが必要になってきます。
そこで年間20,000km以上をバイクで走る私がたくさんのナビアプリを使ってきて、バイクでも使えるアプリを4つ選びました!
それぞれアプリの特徴とどんな人にオススメなのか、そしてバイクナビとしてどのようにして使うのがいいかを紹介します。
目次
Google Maps
おなじみのGoogle マップですが、実は原付(125cc以下)の道を出すことができます。
Google マップのいいところは大まかに4つ。
いいところ
- 到着時間が最も早いルート
- 新しい道路の更新もかなり早い
- ストリートビューが見れる
- 125cc以下通行禁止を除外できる
基本的にはGoogle マップ1つあればほとんどの場合は事足ります。
到着時間が最も早いルート
Google マップは利用者がかなり多く渋滞情報がかなり正確です。
渋滞を回避してくれるルートを常に選んでくれるので、他のどのナビアプリよりも数分早く到着できることがよくあります。
Google マップは細道や裏路地を優先するので車では行きたくない道ばかりになってしまいますが、バイクならそれほど苦になりません。
新しい道路の更新がかなり早い
都心部など道路開発が早いところでは道がナビに登録されてないことが多々あり、ナビ上で道がないところや建物のど真ん中を通過していることがよくあります。
ですがGoogle マップは更新が早く、道路の開通から2〜3日で更新がされているイメージがあります。
更新が早いので新しい道のせいで迷子になることもかなり少なくなりますね。
しかし、山道などの通行止め情報に関してはかなり適当で、崖崩れや冬季通行止め迂回のルートはほぼ考慮されません。
特に冬の山道はGoogle マップで目的地まで辿り着けることは難しいです。
ストリートビューが見れる
目的地周辺にバイクが置ける場所があるかどうか探す時に、ストリートビューがかなり役に立ちます。
125cc以下通行禁止を除外できる
あまり知られていない機能ですが、125cc以下の通行禁止道路(自動車専用道路)を迂回するルートを検索してくれます。
125cc以下通行禁止道路の除外方法
- 【設定】から【ナビ】を選択
- 【経路オプション】の欄にある「高速道路を使わない」を有効
名前がややこしいので、最初は私もよくわかっていませんでした。
ですが、こうすることで自動車専用道路を除外することができるので、原付でも安心ですね!
iPhone標準マップ
iOSユーザーのみとなってしまいますが、iPhoneやiPad標準のマップもかなりオススメです。
iOS標準マップの良さはなんといっても音声コントロールによる柔軟性が挙げられます。
いいところ
- Siriですぐに目的地の変更ができる
- ロック画面でも地図が見れる
- バッテリーの持ちが良い
Siriですぐに目的地の変更ができる
インカムにSiri操作ができる機能が付いていれば、運転中も画面を見ることも触ることもなく操作することができます。
例えば、ガソリンが少なくなったっときSiriに「近くのガソリンスタンドまで案内して」というだけで目的地をガソリンスタンドに変更してくれます。
他にも休憩したくなってコンビニに入りたいけど、止まって探さなくてもSiriに頼むだけで検索からルート設定、案内まで全て行ってくれるのです。
バイクでは手を離せるタイミングは限られていますので、この機能は本当にありがたいですね。
ロック画面でも地図が見れる
長いこと放置していると画面がロックされて地図が見れなくなってしまうことありますよね。
最近のスマホではナビ中は自動ロックされないようになってきていますが、なぜか自動ロックされてしまうという人もいます。
またバッテリーの消費が激しくなるので、画面をロックしておきたいという人もいるのではないでしょうか。
iOS標準マップはロック画面でも地図を表示させておくことができ、さらに曲がる時や止まった時を検知して自動で画面をONにしてくれます。
確かに走っている最中に画面を見ることはあまりないですし、今では法律で厳しく罰せられるのでこちらの方が安心ですね!
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バッテリーの持ちが良い
先ほど機能を紹介した通り、必要な時以外は画面がOFFになっていますのでバッテリーの持ちが良いです。
またCPUにも負担をかけないので、スマホの寿命を伸ばすことにもつながります。
Yahoo!カーナビ
こちらもGoogle マップと並んで人気のカーナビアプリです。
Yahoo!カーナビはバイクではなく車専用のカーナビですが、よくできているので私もよく使っていました。
そんなYahoo!カーナビのいいところは3つ。
いいところ
- 通行止め情報が正確
- 走りやすいルート
- 有料道路の料金を表示できる
大通りを優先してくれるので、大型バイク乗りの方にオススメです。
通行止めが正確
先ほどGoogle マップが山道の通行止め情報が曖昧と言いましたが、Yahoo!カーナビは通行止め情報がかなり正確です。
なので私は冬の山道ではYahoo!カーナビを使っています。
しかし、Yahoo!カーナビは自動車専用のカーナビとなるので125cc以下通行禁止やバイク通行禁止の迂回はしてくれませんので注意しましょう。
走りやすいルート
基本的には細道を回避して大きな道をルートを検索してくれるので、走りやすいルート作りをしてくれます。
しかし、大通りを優先するのでグーグルマップより早く着くことはありません。
有料道路の料金を表示できる
Google マップや他のカーナビでは有料道路の料金は表示できませんでしたが、Yahoo!カーナビでは高速道路など料金を表示することができます。
設定から軽自動車を選択することでバイクと同じ料金で算出してくれます。
ただ私のように下道ライダーだとあまり使わない機能です。
ツーリングサポーター
おそらく、バイク乗りなら聞いたことあるナビアプリだと思います。
その名の通りバイクのツーリングに特化した唯一のナビアプリです
いいところ
- 地図からツーリングスポットを探せる
- 排気量を考慮したルートを作ってくれる
- 走行中に天候の変化を教えてくれる
- 走行ログやメンテナンスも記録できる
簡単に例えるとツーリングマップルのナビアプリ版のような感覚です。
ただし機能を全て使うためには、アプリ内購入が必要になってくるので注意です。
ここでは無料で使える機能のみを紹介していきます。
地図からツーリングスポットを探せる
地図からツーリングスポットを探すことができます。
目的地までの距離や位置が直感的にわかるので、ツーリングの計画が立てやすいです。
またアプリ側がツーリングコースを提供してくれるので、難しく考えなくてもツーリングを楽しめるようになっています。
排気量を考慮したルートを作ってくれる
ツーリングサポーターでは、様々な排気量に合ったルートを検索してくれる機能があります。
- 50cc以下
- 51cc〜125cc
- 126cc〜250cc
- 251cc〜400cc
- 401cc〜549cc
- 550cc以上
とかなり細かく分類されています。
走行中に天候の変化を教えてくれる
ロングツーリングで突然の雨でびしょ濡れになるという経験はありますか?
私は何度もあります。
できれば雨が降る前に雨合羽を着ておきたいですよね。
ツーリングサポーターでは現在地と目的地の天候を常に把握して、雨が降りそうになる前に通知してくれます。
また雨だけでなく霧や雪、気温が下がる時も知らせてくれるので非常に便利です。
走行ログやメンテナンスも記録できる
GPSロガーとしての機能はもちろん、メンテナンスの記録まで行うことができます。
私はバイクのメンテナンス記録はこのツーリングサポーターでつけており、意外と重宝しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ぶっちゃけ、よく聞くナビアプリばかりでしたね。
ですが、年間20,000kmをバイクで走行する私が自信を持ってオススメできるナビアプリはこの4つだけです。
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