春はバイクに乗るには最適な季節です。
しかし、まだ気温が低く、路面の状態も不安定なため、安全に乗るためには注意が必要です。
ここでは、春先のバイクに乗るときに気をつけたいことと最大に楽しむ方法についてご紹介します。
気をつけたいこと
春先は気温が低く、路面の状態も不安定です。
また、桜や新緑など景色が美しいため、ついつい景色に目が行ってしまいがちです。
安全に乗るためには以下のことに気をつける必要があります。
- 車両の点検をする
- 路面の状態に注意する
- 暖かい服装にする
1. 車両の点検をする
春先は、バイクを長期間使用していなかった方も多いのではないでしょうか。
バイクを長期間使用していなかった場合、部品が劣化している可能性があります。
例えば、ブレーキの効きが悪くなっているかもしれません。タイヤは空気が抜けているかもしれません。チェーンも錆びているかもしれません。
そのため、バイクに乗る前に、車両の点検を行うことが重要です。
点検の際には、ブレーキやタイヤ、チェーンなどの部品の状態を確認し、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。
ブレーキパッドが摩耗している場合は交換しましょう。
タイヤの溝が少なくなっていたり、タイヤが劣化してヒビが入っていたりする場合は、新しいタイヤに交換しましょう。
チェーンに油が切れている場合は、油を注ぎましょう。
車両の点検を怠ると、交通事故につながる可能性があります。
安全にバイクに乗るために、春先には必ず点検を行いましょう。
2. 路面の状態に注意する
春先でも標高の高いところは路面が濡れていたり、まだ凍結している場合があります。
特に影がある場所や橋の上など、路面が冷えている場所には十分に注意しましょう。
凍結した地面で転んでしまうと、崖に落ちたり、倒したバイクに潰されてしまったり、大きな事故につながる可能性が非常に高いです。
路面が凍結している場合は、無理にその道を通ろうせず、別の道を検討してください。
3. 暖かい服装にする
春先は気温が安定していないため、寒暖の差が激しい日もあります。
先述したように、標高が高いところでは、路面凍結するくらい気温が低いことも珍しくありません。
そのため、軽装でバイクに乗ってしまうと、運転中に手足が冷えてしまい、正常なブレーキングやクラッチ操作ができなくなってしまう可能性があります。
このため、暖かい服装をして、バイクに乗る前にはしっかりと体を温めることが重要です。
春のバイクを最大限楽しむ方法
お気に入りのツーリングスポットを探す
春先は、新緑が美しい季節です。
お気に入りのツーリングスポットを探して、自然を満喫しましょう。
例えば、山や海を見下ろせる絶景ポイントや、小さな町並みが美しい街道など、数多くの素晴らしい場所が存在します。
近場の景色の良いツーリングスポットを探すには、NAVITIMEから配信されているツーリングスポットが使いやすくおすすめです。
グループでのツーリングを計画する
冬の寒さでバイクに乗らなかった友人も多いでしょう。
しかし、春が近づくにつれて、暖かくなるとともにバイクに乗ることが楽しみになってくるものです。
そんなときは、友人たちと一緒にグループツーリングを計画しましょう。
グループツーリングは、一人でのツーリングよりも楽しく、安全です。
また、春先は天候が不安定なため、天候に合わせてスケジュールを調整することも大切です。
天候が良ければ、自然を満喫しながらバイクに乗ることができます。