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現行CBR250RRと現行CBR400Rどっちがいいの?【徹底比較】

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2019年現在、現行のCBR250RRとCBR400Rどちらを買うか迷っている方は多いのではないでしょうか?

「値段もほとんど一緒だしどう違うの?」という声に答えて徹底調査してみました!

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CBR250RRとCBR400Rの比較

車格の違い

CBR250RRとCBR400Rの車格のスペックをまとめました。

CBR250RR CBR400R
全長(mm) 2,065 2,080
全幅(mm) 752 755
全高(mm) 1,095 1,145
軸距(mm) 1,390 1,410
最高地上高(mm) 145 130
シート高(mm) 790 785
車両重量(kg) 165 192

CBR250RはCBR400Rに負けないくらいの大きさとなっていますね。

シート高はCBR250Rのほうが高いですが250ccクラスだけあって重量はかなり軽いです。

エンジンの違い

CBR250RR CBR400R
型式 MC51E NC56E
総排気量(cm3) 249 399
種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
使用燃料 無鉛ガソリン ガソリン
最高出力(kW[PS]/rpm) 28[38]/12,500 34[46]/9,000
最高トルク(N*m[kgf*m]/rpm) 23[2.3]/11,000 38[3.9]/7,500

エンジンは単純に排気量の違いでパワーの差が出ていますが、CBR250RRは250ccクラスのバイクを圧倒する最高出力を誇っています。

装備の違い

おそらくどちらを購入するか決定打となる装備の違いです。

CBR250RRとCBR400Rのそれぞれの装備の有無をまとめました。

CBR250RR CBR400R
スロットルバイワイヤシステム ×
走行モード 3種類 ×
LEDバルブ
フルデジタルメーター
エマージェンシーシグナルストップ ×
アジャスター付ブレーキレバー ×
盗難抑止機構H.I.S.S ×

これらの装備は後ほど詳しく解説していきます。

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CBR250RRの特徴

スロットルバイワイヤシステム

CBR250Rの特徴はやはりなんと言ってもスロットルバイワイヤシステムです。

スロットルバイワイヤシステムはスロットル開度をアナログなワイヤーではなくデジタル式に置き換えコンピューターでスロットル開度を制御します。

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出典:POWER UNIT | 走行性能 | CBR250RR | Honda

このスロットルバイワイヤシステムのおかげでその場の走行状態に適したスロットル開度にしてくれるので、下手な運転でもそこそこ上手に走れていまうのです。

以前、これに似た電子制御スロットルアシストを装備したバイクに乗っていましたが快適そのものでした!

またスロットル操作がデジタル化されたことにより走行モードを選択することができるようになりました。

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出典:POWER UNIT | 走行性能 | CBR250RR | Honda

スポーツが標準でスポーツ+はより力強く俊敏に、コンフォートはよりゆったりとしたエンジンフィーリングになるようにスロットル開度が調整されます。

サーキット走行もカバーできる多機能なメーター

反転式の液晶フルデジタルメーターはエンジン回転数や速度、ギアを一目でわかるようになっています。また標準でシフトタイミングランプが付いているのも特徴で、これらの設定は全て自分の好みでカスタムできるようになっています。

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出典:主要装備 | CBR250RR | Honda

メーターにはラップタイマーや燃費計なども表示させることもできます。

CBR250RRに向いている人

スロットルバイワイヤシステムのおかげで初心者でも非常に扱いやすいバイクになっていますが、ただ乗りやすいだけではなくメーター周りの機能からレーシーな走りまで想定されていると考えられます。実際、サーキットでCBR250RRを走らせている人は多くいます。それをふまえると

CBR250RRは初めてバイクを手にする人や、サーキットでの走行を考えている人に向いています。

250ccにいろいろな装備を積みすぎ&新しいエンジンの設計により値段が高くなってしまったような気はします。

ちなみにスロットルバイワイヤは社外製の装置を取り付けることでクルーズコントロール機能を追加することもできます。

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CBR400Rの特徴

エマージェンシーストップシグナル

50km/h以上での走行時、急ブレーキ操作を行っているとシステムが判断した場合にハザードランプを高速点滅させ、急ブレーキをいち早く後続車に伝える機能です。

必要な情報を直感的に伝えるメーター

速度や時間、燃費、トリップなどを見やすく必要最低限に表示を抑えています。

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盗難抑止機構「H.I.S.S」

盗難抑止機構「H.I.S.S」とはHonda Ignition Security Systemの略でいわゆるホンダ製のイモビライザーです。

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出典:Honda | Tech Views | Vol. 4: H.I.S.S.

キーを抜いた瞬間からHISSマークが点灯し、24時間後に消灯します。(H.I.S.Sは作動しています)

このイモビライザー機能があるだけでもかなりの盗難防止になりえます。

CBR400Rに向いている人

エマージェンシーストップシグナルや直感的なメーター周り、盗難防止機構H.I.S.Sなどの装備がついていることからツーリング向けのバイクになっていることは間違いありません。それをふまえ

CBR400Rはツーリングを楽しみたい人や主に街乗りに乗る人に向いています。

忘れてはいけないのは車検です。CBR400RはCBR250RRと違い車検があるので気をつけましょう。

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ライディングポジションの違い

ライディングポジションを見れば一目りょう然なのですが、CBR400Rの方が起き上がったようなライディングポジションになっています。

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大雑把ですが、起き上がっているといことは疲れにくい=ツーリングに向いていると言えます。

逆もしかり、CBR250Rはより前傾姿勢になりスポーツ走行に向いているとも言えます。

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まとめ

最近の厳しい排ガス規制に対し様々な250ccクラスのバイクがパワーダウン、廃盤となっていく中よくここまでパワーのあるCBR250RRがつくれたなと感心します。「排ガス規制によるパワーダウンを隠すための電子制御スロットル」と巷では言われていますが、身をもって体験した私はこのシステムには賛成派です。

CBR250RRを散々褒めまくっていますが、実はCBR400Rも侮れません。CBR400Rは排気量の大きさによるパワーを持ちつつも250ccクラス並みの燃費の良さを兼ね備えているのです。その余裕のあるパワーはロングツーリングや沢山の荷物を積載するキャンプツーリングなどにも有利といえます。

特P 1特P 2

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