2019年11月にイタリアのミラノモーターサイクルショー2019にてホンダからコンセプトモデルのCB4Xが発表されました。
突如発表されたCB4Xはリーク情報や詳細情報もほとんどなく、不明なことが多いバイクです。
この記事では現在ネットで発信されているCB4Xの情報をまとめたものです。確定した情報ではありませんので、ご了承ください。
CB4Xとはどんなバイク？
CB4XはCBR650Rのエンジンを搭載されたスポーツツーリングバイクです。
CB4Xのデザイン
ヨーロッパ地域の研究開発拠点であるHonda R&D Europe（ローマ）によりデザインされ、フロントからサイドそしてタンクまでが継ぎ目なく一体となっているのが特徴です。
いたるところに「X」という文字が隠れていたり、Xという文字の形を彷彿させるようなデザインになっています。
最近のスポーツバイクの傾向でライト類は隠れるようになっていますね。
タンク付近とそれよりした部分にはサブフレームが使われており、カウルを排除しているように見えます。
1980年代のハーフカウルバイクのような見た目です。ヤマハのフェーザーに若干似ています。
というのも開発者本人が「コブラを連想させるデザイン」と言っています。
CB4Xのコンセプト
CB4Xのコンセプトテーマは「Fun seven days a week.」（毎週７日楽しもう）
都会の街乗りから中距離のツーリングまで幅広く対応できるバイクに仕上げたいとのことです。
CBR650Rと同じエンジンを搭載していますが、実は装備はかなり違います。
- バーハンドル
- 高さ調整可能なウィンドスクリーン
- 片持ちスイングアーム
- SC-Projectマフラー
- ハンドガード
ウィンドスクリーン、ハンドガード、バーハンドルなどはADV由来だと思われます。
スポーツバイクのようなトレーサーが欲しいという非常にニッチな客層をターゲットにしていますが…
しかし、よく見てみると「スポーツバイクとアドベンチャーバイクの良いところをネイキッドバイクに詰め込んだ！」という感じのバイクで、まさにクロスオーバーです。
バイクユーザーの声も多く取り入れているようです。
CB4XとCBR650Rの比較
スペック的なものはおそらくほとんど変わらないと予想できますが、車重は見た目からでもCB4Xの方が軽くなっていそうな雰囲気です。
乗車姿勢はCBR650Rに比べるとかなり起き上がっており、ネイキッドっぽい感じでしょうか。
ロングツーリングはCB4Xの方が楽そうですね。
というのもCB4Xは日常からあらゆる天候のなかでも快適に乗ることができるようにしていることを示唆しています。
CB4Xの発売時期はいつ頃？
CB4Xはまだコンセプトという段階なので発売されるかも未定です。
今日までの５年間、このミラノモーターサイクルショーでホンダは毎年コンセプトバイクを発表していますが、このCB4Xはかなり評判が良かったようです。
そしてホンダのデザイナーであるValerio Aiello氏に曰く「簡単に市場に投入できるようにしたい」とのことなので、将来的に販売される可能性はあります。
CB4X開発者インタビュー
※翻訳機能を使っているので一部変な表現があります。（イタリア語）
記者「みなさんこんにちは。私はここにホンダのスタンドにいます。
それは4気筒のエンジンに基づいた新しいコンセプトのバイク、CB4Xコンセプトです。
このバイクはスポーティなクロスオーバーであり、他のものと比べてスポーティです。
市場に出回っているバイクスイングアームは1つと美しいデザインですが、ホンダのデザイナーであるValerio Aielloにもっと質問しましょう。
彼はホンダのモデラーであるAntonio Arcadoです。 」
Valerio Aiello「コンセプトをデザインするたびに、クロスオーバーバイクとスポーツツーリングバイクをミックスしたかった。
このバイクは650 ccエンジンを搭載しているため、簡単に市場に投入できるものを作りたいからです。
フロントリムは17インチのサイズで、このバイクを楽しくして毎日使用できます。
デザインは大きなフロントライトを備えており、スポーティーな外観を与えます。
全体的なデザインはコブラを連想させます。」
記者「あなたの創造性と、このバイクがすぐに生産されると思わせるいくつかの詳細を見ることができます。 デザインを本物の自転車に変えるのですか？」
Antonio Arcado「まあ、それは本当に楽しく、私たちはゼロから始めた、非常に古い学校で、きれいなラインを作成したかったのですが、特別な外観でした。」
記者「 日本の技術とイタリアのデザイン。 あなたはそれについてどう思いますか？ 」
（英文）
Hello everyone, I'm here at Honda's stand, it's a new concept bike, the CB4X Concept, based upon a 4 cylinder's engine, while the rest is all new we can say that this bike is a sporty crossover, sportier compared yo the other bikes on the market There's a single swing arm and a beautiful design, but let's ask something more about it to Valerio Aiello, Honda's designer And he is Antonio Arcado, Honda's modeler how did you come up with such a great bike which looks like it's ready for production?
Every time we design a concept, it's because we want to make something that could be easily put on the market this bike features the 650 cc engine since we wanted to have a mix between a crossover and a sport touring bike as you can see, the front rim has a size of 17 inches, making this bike fun and that can be used everyday The design features a big front light, which gives a sporty look to it,I believe that the overall design reminds of a cobra There's an additional display over the tank but I really love the rear frame From here we can see your creativity and some details that make us think that this bike could be soon produced, like the passenger's pegs and some other things Antonio Arcado is my modeler, he's great how hard is it to transform a design to a real bike?
well, it has ben really fun, we've started from scratch, very old school, we wanted to create clean lines but with a special look Great job you both. Japanese technology and Italian design. What do you think about it? Let us know!
