スイッチのゲームはマジで1本1本の値段が高くて、次から次へと買うことはできないですよね。
できることなら、無駄に沢山のゲームを買って後悔はしなくないです。
そこで私がスイッチの様々な大型タイトルゲームを遊んでみて、買って後悔したゲームを6つ選びました。
後悔のしないスイッチゲームの購入の参考にしてください!
買って後悔したスイッチのゲーム
セインツロウ・ザ・サード
セインツロウ・ザ・サードは2011年にPC、PS3、XBOX360で販売されていた、オープンワールドクライムアクションゲームです。
ほぼ全てのDLCを収録し、スイッチへ完全移植されています。
GTAのクローンゲームとして有名ですが、おバカ要素が強くゲームスピードもGTAに比べるとかなり早いです。
スイッチでこのようなオープンワールドのゲームができるのは非常に嬉しいことですが、
スイッチへの移植ゲームあるあるのひとつ「パフォーマンス不足」が見られます。
TVモードでは1080p、携帯モードでは720pと高い解像度で遊ぶことができますが、
フレームレートが安定しておらず20fpsを下回ることも多々あります。
現在ではアップデートでオプションで動的解像度にすることができ、解像度を下げることで安定したフレームレートで遊べます。
ただしパフォーマンス改善は未だに良くならず、解像度をとるかフレームレートをとるかの二択になります。
PS4やXBOX1が普及し高画質なゲームが増えている中、面白いゲーム内容なだけにパフォーマンスが低いのは勿体無いですね。
ただ、解像度かフレームレートどちらかを許容できる人ならば絶対に買いなゲームです。
買って後悔した理由
- パフォーマンス不足。
- 解像度かフレームレートどちらかを捨てる必要がある。
シティーズ:スカイライン
Cities:SkylinesはPC、PS4、XBOX1で発売された街づくりシミュレーションゲームのスイッチ移植版です。
こちらも例にならって移植版あるあるの「パフォーマンス不足」が顕著に現れます。
解像度がすごく低く、建物が全て潰れて見えます。
テレビモードでも解像度は携帯モードと変わらないため、
視力が悪くてメガネをかけていない様な感じに見えます。
これでは視力が悪いのを体験できるだけのゲームでしかありません。
さらに街が発展していくと、処理が多くなるのか時間経過を早くすることができなくなります。
街が発展する様子を等倍速で見なければいけなくなるので非常にストレスです。
ちなみに携帯モードのタッチスクリーンでの操作は対応していません。
この手のゲームはタッチスクリーン操作の方が圧倒的に快適なんですよね。
もとがPCゲームなのでタッチスクリーン操作に落とし込むのはそこまで難しくないはず。
せっかく携帯モード+タッチスクリーンというシミュレーションゲームに最適なプラットフォームがあるのに、それを使わないのはもったいないの極みですね。
買って後悔した理由
- 解像度が低すぎて建物の判別が難しい
- 街が発展すると倍速にすることができない
- タッチスクリーンに対応していない
真・三国無双7
コーエーから出ている人気無双ゲームの真・三国無双7のスイッチ移植版。
PSVita、PS3、PS4、XBOX1、PCと幅広いハードで展開しており、
PSVitaでも軽快に動作するので期待してましたが、その期待は簡単に砕かれました。
パッと見るとシステム解像度はTVモードでおそらく1080pはありますが、テクスチャがあまりにも荒すぎます。
高解像度で低解像度テクスチャでゲームをしているとPSエミュレータのゲームをしているかのような気分になってきます。
総合的に見るとPSVitaと画質はほぼ同じくらいなのではないでしょうか。
PCなら最低画質と同等。
2世代前のゲーム機と同じ画質って…
また、処理落ちも結構あるのでこれもストレスになってきます。
数年前のゲームなのに、なんとこのクオリティでフルプライス(8,000円強)もするので、マジで損した気分になりました。
買って後悔した理由
- 画質が2世代前のゲーム機並み
- 処理落ちが多々ある
- フルプライス(8,000円強)高すぎ
ウィッチャー3
世界的にも超ビッグタイトルであるウィッチャー3が持ち運べるという時点で高い評価を付けたいところですが、
やはりゲーマーを満足させるほどの完成度になっていないスイッチ版。
PS4、XBOX1と高画質なウィッチャーを体験している人でなくても、
動的解像度とフレームレートの低下には違和感を感じてしまいます。
キャラクターのアップはけっこう綺麗に見えますが、カメラが引くと人を判別するのが難しくなります。
ちなみに携帯モードでプレイするとバッテリーは旧型のスイッチでは2時間くらいしか持ちません。
スイッチ本体の冷却ファンが全力で稼働しているのが原因かもしれませんが…
またダウンロード版は28.9GBなので本体ストレージ(スイッチの使用可能な本体ストレージ容量は26GB)には入りません。
DL版は別途MicroSDカードが必須になります。
スイッチ版ウィッチャー3を購入するのであればパッケージ版をお勧めします。
ニンテンドースイッチの可能性を広げるという意味では非常に意味のある移植でしたが、ゲーマーを満足させるほどの完成度かというとそうではありません。
ウィッチャー3のスイッチ移植については海外ではかなり酷評でした。
買って後悔した理由
- 低解像度・低フレームレート
- スイッチ本体の冷却ファンがフル稼働してうるさい
- バッテリーがすぐ無くなる
- DL容量が大きすぎる
PIXARK
PIXARKは恐竜サバイバルアクションのARK:Survival Evolvedをマインクラフトのようにピクセルボックス風に落とし込んだゲームです。
PS4、XBOX1、PC、Switchとマルチハードに対応している中でもかなり劣化率が低く、まだ遊びやすいゲームです。
しかしインターフェースはPS4、PCの表示で統一されているため、
スイッチの携帯モードでは文字が小さすぎて読みずらいです。
そしてこのようなサンドボックス型ではインベントリ画面の使いやすさや見やすさが非常に大切なのですが、これも小さくて見えません。
さらにインベントリ画面を開くのに少し時間がかかり、0.2秒くらい画面が固まるのがかなりストレスになります。
操作の反応もボタンを押してからワンテンポ遅れてアクションをするので、PS4のリモートプレイをしているような感覚です。
「もうPS4のリモートプレイでいいのでは?」と思います。
スイッチ版のPIXARKはそこそこ楽しめることができますが、
細い点で徐々にストレスが溜まってくる仕様になっています。
買って後悔した理由
- インベントリ画面を開くのにちょっと時間がかかる
- 操作してからアクションまでワンテンポ遅れる
ARK:Survival Evolved
先ほど紹介したPIXARKの本家スイッチ版です。
PS4、XBOX1、PCのマルチハードで展開していますが、スイッチ版はなぜこのクオリティで出してしまったのか疑ってしまうほどの低クオリティです。
低スペックPCで御用達の画面をぼかして画質を誤魔化す「ブラー(アンチエイジング)」が強すぎて、近くでも岩なのか恐竜なのか判別ができません。
というかブラーは映像表現のひとつの手段であって、画質を誤魔化すものではありません。
この画質を誤魔化す手法はPS2~PS3の時代ではよく見ましたが、
現在の高いゲーム開発の技術力でこの手法を見ることになるとは思いませんでした。
PIXARKでも取り上げたインベントリ画面のモタつきが躊躇になります。
インベントリを開いてもテクスチャが読み込まれないことも多々あり、かなりのストレスになります。
ちなみにスイッチ版ARKの内容はARK:モバイルと同等の内容です。
PS4やPC版のような追加DLCは収録していません。
ARK:モバイルは無料で手に入れられるので、スイッチ版ARKを購入する価値は全くありません。
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