最近ハヤってきた「ブッシュクラフト」と言う言葉、自然の中の生活の知恵のことを指しています。
簡単に例えるなら、ブッシュクラフトは自然生活を楽しむことを目的としています。
サバイバルは生き残ることを目的としているので、その違いからブッシュクラフトの難易度は低くたくさんの人に受け入れらやすいのでしょう。
キャンプブームと同時にブッシュクラフトも徐々に認知されてきています。
そんなブッシュクラフトにも資格があってジャパン・ブッシュクラフト・スクールの講習によってアドバイザーとインストラクターの2つの資格を取ることができます。
そのブッシュクラフトアドバイザーという資格を取るべく私も講習に参加しましたので、その内容や感想を書いていこうと思います。
私がブッシュクラフトアドバイザーの資格を取ろうとした理由
ご存知かもしれませんが私は週4〜5でキャンプをするほど、キャンプが好きです。
キャンプを始めるには道具を揃えればいいだけですので、私も量産キャンパー同様に道具だけ揃えて普通にキャンプをしていました。
ところが何度もキャンプをしていくうち、キャンプ道具を持っていくのが面倒くさくなってしまったんですよね。
さらに自分のキャンプスタイルにもこだわりだした頃、一般量産キャンパーとは違う能力が欲しいと思ったのがブッシュクラフトアドバイザーを取得しようと決意した理由でした。
量産型キャンパーのマナーの悪さが気になる
旅の宿泊手段としてもキャンプを使うのですが、先日こんなことがありました。
朝5時に寝てるテントの隣でペグ打ちするかね、、、ふつう
ねむい。。。
— きぴろのバイク日記 (@SanoMarket) August 8, 2020
着替え中、子供が急にテントの中入ってきて「うわぁ!誰かいる!」って言われたんだけど、休日のキャンプ場治安悪すぎん????????
— きぴろのバイク日記 (@SanoMarket) August 9, 2020
私は誰にも気付かれず、人知れずさすらうのがカッコいいと思っていましたが周りはそう思う人はほぼいません。
最近の量産型キャンパーと私たちのキャンプの価値観は大きくずれていて、なぜか私たちの方が肩身の狭い思いをしています。
そこから逃げるためにブッシュクラフトに移行したと言っても過言ではないでしょう。
キャンプがやたら流行ってしまってマナー守れないアホも増えた。
最低限のルール、マナー守れない人ばっかりなら免許制にでもして誰でも行けないようにして欲しい。— 結菜???? (@tatata1246) August 9, 2020
この資格を取って豪語することで「少なくとも私はキャンプ場や自然の味方ですよ」というのを示したかったのかもしれません。
ブッシュクラフトアドバイザーになるメリット
2019年の10月に講習を受け晴れてブッシュクラフトアドバイザーになりましたが、特筆できるようなメリットは今の所ありません。
と言われて会話が終わるのが正直なところです。
「趣味で使えるサバイバル術を持ってる」と言っても、便利な現代キャンプを経験してしまった人にとっては理解し難いものなのでしょうね。
ですが環境保護や環境復帰の方法もしっかりと教わることができるので、やはりキャンプ場や自然を大切にしようという気持ちは強くなりました。
ブッシュクラフトアドバイザー講習をオススメしたい人
とは言っても、ブッシュクラフトアドバイザー講習を誰にでもオススメすることはできません。
一般量産キャンパーが考えているような「キャンプ(ほぼBBQ)」を想像していくと痛い目を見るからです。
講義内容はしっかりとしたサバイバルの知識や技術なので、キャンプ道具さえ使わず今持っているキャンプギアも一切役に立たないのです。
外で快適に過ごすことキャンプとも一味違ってくるので、テレビなどで紹介しているようなキャンプが好きな人には合わないと思います。
じゃあどんな人にオススメなのかというと、サバイバルに興味がある人やサバイバル寄りのキャンプがしたい人にオススメです。
こんな感じにキャンプギアを極限まで抑えたキャンプをしたい人なんかはどハマりすること間違い無いです。
災害時の時などにも役立つ知識ばかりですから、実際にそれを体験できるという機会だけでも相当貴重です。
本を読んだりすれば知識はつきますが、経験はなかなかできないですので。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世間のキャンプのイメージがしっくりこないという人はブッシュクラフトアドバイザー講習を受けてみてはいかがでしょうか?
少しでも興味があれば、この講習の考案をした川口拓氏の著書を読んでみるといいですよ。