普通に考えれば、マットはいつも使っている布団に近い寝心地のものを選ぶ方がいいと思うはずです。
でもネット通販が主流になっている最近では、実際にマットに寝て比べることはなかなか難しいです。
店舗でもマットが展示してあるもの珍しいですしね。
しかし、寝心地が良い=キャンプに適したマットというわけではないのです。
キャンプ朝に体がだるくて動けないと言う人もいると思いますが、寝心地が良くても実は体に負担がかかっていることがよくあります。
そういう場合は自分の体重に適したマットを選べていない可能性が高いです。
そこでマットの特徴やどんな人にオススメかを徹底的に解説していきます!
マット選びは体重で選ぶべし
あなたはいつもどんな布団で寝ていますか?
ベッドやマットレスを使っている人もいるのではないでしょうか。
普通ならキャンプマットはいつも家で使っている布団やベッドなどに近い寝心地のものを選ぶと思います。
しかし実際にキャンプで一泊してみると、疲れが取れないこともあります。
本当に自分に合ったマット選びは体重を参考にするのがベストになります。
結論から言ってしまうと体重が軽い人はコット、重い人はマットがオススメです。
というのは私の経験談や周りのキャンパーさんからの情報ですので、ソースはたくさんあります。
重い人はマットがオススメな理由
筋骨隆々な男性だと体重は80kg超えの人もいますよね。
コットの耐荷重は100kg以上はあるので、重い人が寝てもコット自体に問題はありません。
しかし、重い人がコットで寝ると沈み込みが深くなりますよね。
特に腰部分が深く沈み込むことで、腰痛の原因になります。
インフレータブルマットの厚みがありすぎるのも、同様の理由で実はあまり良いとされていません。
「じゃあマットの厚みはどれくらいが良いの?」と思いますよね。
体重70kg〜80kg超えのキャンパーさんの多くはマットの厚みは6cmあれば十分とおっしゃっていました。
※インフレータブルマットの場合
ちなみに冬は底冷えがあるので厚みは8cmあると尚良いとのことでした。
軽い人はコットがオススメな理由
体重が軽い人40kg前後の人はコットを選ぶ方が良いです。
というのも私自身が体重40kg前後で様々なマットを試したところコットに落ち着いたという感じです。
体重が軽い人はぶっちゃけ、薄い銀マット以外ならどんなマットを使っても大抵は大丈夫です。
しかし体重が軽い人は基本的には代謝があまり良くないので、夏場でも底冷えに悩まされることが多いです。
私は夏場でも秋冬用のシュラフを使っています。
なのでコットを使うことで底冷えを防ぐことができます。
ハンモックはどうなの?
ハンモックはどうなのかというと、これは本当に好みが分かれます。
例えば揺れるのが不安で眠れないという人もいれば、それが気持ちがいいという人も。
私の場合、体がくの字に曲がってしまうのが不快で全く眠れませんでした。
なのでハンモックに体重はあまり関係はありません。
ちなみに体がくの字に曲がってしまうのを防ぐために、ハンモックにマットを敷く人もいるようです。
果たしてそこまでしてハンモック泊をする理由はあるのかは分かりませんが…
ハンモックだけは本当に好みになってしまいますので、一度を経験してみるしかありません。
それでも迷ったらコットを選んでおくと良い
ここまで言っておいてなんですが、迷ったらコットを選ぶと良いですよ。
結局のところ地形や気温など周りの環境の影響を受けずに、一定水準の寝床を用意することができるという点でコットに勝るものはありません。
例えばミニマルキャンパーなら収納面で、エアマットやインフレータブルマット一択になってしまいます。
しかしバイクや車の場合ある程度余裕があると思います。
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それでも少しでも体積を減らしたいという方はMoon Lanceのコットがオススメです。
私も愛用していますが、長さ30cm、直径 14cmとかなりコンパクトになるのでバイクのサイドケースにも入れられるんですよね。
8,000円とコットにしては安い部類ですが、耐久力は十分でコンパクトさもあり本当にオススメしたいコットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ここでこれまでのおさらいをします。
マットは体重で選ぶべし
- 体重が重い人はマットがオススメ
- 体重が軽い人はコットがオススメ
- ハンモックは好みが分かれるので一度試してみるしかない
- それでも迷ったらコットを選んでおくと良い
マットレス選びも参考にしてみると良いかも(?)ですね!