銀マット、インフレータブルマット、エアマット、コット、ハンモックと寝るためのマットって沢山ありますよね。
では「キャンツーに最も向いているマットってどれなの?」と悩むはずです。
そんな時はコットを選ぶことを私はオススメしています。
マットよりもコットをオススメする理由を詳しく解説していきます!
目次
マットよりコットをオススメする理由
キャンツーではインフレータブルマットやエアマットよりもコットをオススメしたい理由は「就寝時の疲労低減」の一つに限ります。
具体的にどういうことかというと、3つのメリットがあります。
就寝時の疲労低減
- 地形に左右されにくい
- 疲れが取れやすい
- 耐久度が高い
キャンツーではバイクの運転でかなり疲労が溜まるのでそれを低減したり、余計なストレスを溜めないようにしなければなりません。
そういう意味ではキャンツーでコットは最も安心して使える寝具なのです。
地形に左右されにくい
キャンプ地の地面が平坦になっていることの方が珍しく、ふつうなら岩や石があったり傾斜だったりします。
例えば岩があって足や腰など体の一部が押し上げられると、非常に不快感が強く睡眠の質が悪くなります。
また多少の傾斜なら高い方を頭にすれば問題はありません。しかし傾斜が強すぎると体が滑ってしまい、これもまた睡眠の質が悪くなります。
結局のところはできるだけ平坦な寝床を作ってあげる必要があるわけです。
コットなら地面がいくら岩だらけであっても関係ありませんし、多少の傾斜はコットの足に高さが出るものを挟むことで改善することができます。
一定水準の寝床をコットは提供してくれるわですね。
疲れが取れやすい
基本的にマットは柔らかく沈むものの方が疲れが取れやすいです。
ですが沈みすぎるのも注意です。
体重が重い人(80kg超え)はコットだと沈みすぎるので、腰を痛める場合があります。
そういう方はインフレータブルマットの方が快適に寝られることの方が多いです。
また時間経過によって寝心地が変わらないのもコットの強みになります。
それが次の"耐久度が高い"につながっていくわけです。
耐久度が高い
私はキャンツーでコットを使う以前はエアマットを使用していました。
ですが寝ている間に空気が抜けてしまい、朝起きると身体中に痛みが出てしまったんですよね。
原因は水濡れによるものでした。
インフレータブルマットも同様で水に濡れると密閉を維持できず、膨らみっぱなしになったります。
ぶっちゃけキャンプ中は夕立で浸水とかコップの水をこぼすなど、濡れることを避ける方が難しいです。
その他にも火の粉だったり壊れる要因は様々です。
そしてマットが壊れて使えない状況になると、しっかり寝られず体も休まりません。
そういう点ではコットが水などで壊れることはほぼなく、火の粉で穴が開いても応急処置で何日かは耐えてくれます。
マットがダメというわけではない
先ほど書いたように私はコットを使う以前はエアマットを使っていました。
収納性と快適性だけを見ればエアマットは最高なんですよね。
エアマットの収納サイズはペットボトルサイズで、膨らませると快眠を得られるほどの快適さです。
ですがどうしても耐久性に問題が出てしまいます。
私のようにキャンプ場をハシゴして連泊したり長距離キャンツーをする人にとって、マットが使えなくなるのは死活問題なのです。
快適性と耐久性、収納性、対応力をバランスよく考えるとコットが一番良いと思います。
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キャンツーにオススメのコット
ということでココからはキャンツーにオススメのコットを紹介していきます!
コットワン:予算があるならコレ一択
予算があるなら、便利キャンプ道具の先駆けとなるヘリノックスから出ているコットワンの一択ですね。
というのも普通コットの組み立ては足部分を変形させて組み立てるのでかなりの労力が必要です。
しかしヘリノックスのコットは独自の機構を使っており、力を必要としません。
バイク運転後の設営でいかに楽かというのは非常に重要になってきますので、とてもありがたい機能です。
強度も申し分ないほどで、その完成度は折り紙付きです。
ネイチャーハイク
ネイチャーハイクのコットは2020年にアップグレードをして、ヘリノックスのように力を使わず組み立てができるようになりました。
お値段も1万円強というかなりお手頃な価格です。
2020年6月現在Amazonで2000円〜2500円OFFのクーポンが適応されています!
Amazonレビューでは「某ノックスの完璧なコピー品」とまで言われる始末ですが、お値段と機能性は確かなものですので安心して使えます。
Moon Lance
私が愛用しているMoon Lanceのコットは8,000円とお手頃な価格です。
先ほど紹介した2つのコットとは違い、簡単に組み立てる機構は付いていなません。
ですがこのMoon Lanceのコットの良いところは収納時の小ささです。
こちらのコットは収納時には長さ30cm、直径14cmとなります。
幅を取らないのでサイドケースなどにも楽々積載することができます。
確かに組み立てはヘリノックスやネイチャーハイクに比べると大変ですが、この小ささには別の魅力があるのです!