と思う紳士(おじさま)は多いかと思います。
私も2020年現在で23歳で、おそらく若者ライダーに分類されると思われます。
そこで私の周りの若者ライダーを観察して「若者ライダーの取り扱い説明書」を作ってみました。
紳士ライダーの皆様のご参考になれば幸いです。
※全ての若者ライダーに当てはまるわけではありません。
若者ライダーに無闇に話しかけてはならない
最近の若者ライダーは知らない人に話しかけられることが苦手です。
さらに話の内容次第では大きなトラブルになることがあります。
言ってはいけない事
若者には特に言ってはいけない事がいくつかあります。
- それ何cc?
- 昔のバイクは良いぞ
- 大型に乗らないなんて損してる
この3つはSNSでもよく話題に上がるほどです。
これは"ナンシーおじさん"と呼ばれ特に厄介者扱いをされることになります。
なぜ排気量を聞いてはいけないのかというと、これは今のバイク事情と関係がないとは言い切れません。(後述します)
さらにナンシーおじさんとセットで語られるのが次の2つと言う訳です。
今のバイクの人気の傾向は「早ければ良いバイク」という訳ではないんです。
昔は峠を攻めたりするために、キャブレターの2stレーサーレプリカが大流行していましたね。
これは1990年代の排ガス規制がまだ緩い時代だからこそ、2stやキャブレターが使われてきました。
ご存知の通り2000年に入ったあたりからEURO4に対応させるため、2stやキャブレターのバイクは次々と生産終了となっていきました。
そう、若者ライダーの多くは昔の2stやキャブ車をよく知らない人が多いのです。
そんな中「昔のバイクは良いぞ」と言われても、まるで(自分のバイクを含めた)現在のバイクをディスられているような気持ちになるのです。
もしかしたら「(昔は排ガス規制とか諸々、規制が緩かったからやりたい放題できた)昔のバイクは良いぞ」なのかもしれませんが...
ただ "早いから良いバイク" という時代は終わっているのは間違い無いでしょう。
言わずもがな、これは排気量マウントの部類に入ります。
大型バイク=偉い、という式ができてしまっている人にありがちです。
実は1975年〜1995年まで、大型バイクに乗るためには免許センターにて合格率2〜3%と高難易度の試験を合格する必要があります。
教習所で取得できるのは400ccまでの中型限定二輪免許(現在でいう普通二輪)のみでしたね。
当時、限定解除で大型バイクに乗れる人は確かに高難易度の試験をパスした強者なのは間違いありません。
ですが、現在では違います。
1995年以降は大型二輪と普通二輪の区別がされ、大型二輪免許も教習所で取得可能になりました。
つまり今日では、ひどく言ってしまうと大型二輪免許は「お金を出せば誰でも取れる免許」になってしまっています。
今は大型バイク免許はステータスでは無いのです。
また排気量ごとの楽しみもあるでしょうし、小排気量を絶賛楽しんでいる人にはお節介な言葉です。
ですが!
なんて言う若者がいたら、どんどん「大型は良いぞ〜!」と引きずり込んであげてください!
ちょっと面倒くさい若者ですが、若者は背中を押してくれることをとても好みます。
そういう時の紳士の言葉にはバツグンの説得力があります!
無闇に女子ライダーに絡まない
先ほどと似たようなものではありますが、無闇に女子ライダーに絡まない方がいいです。
女子ライダーが危険というワケではなく…
囲っている人が怖い
女子ライダーをヨイショ(持ち上げている)する周りの人たちが怖いのです…
例えどんなに正しいことを言っていても、それを良しとしない人も大勢います。(特にネットでは)
残念ながら今日では未成年に「こんにちは」と挨拶するだけで不審者扱いされてしまう世の中なのです。
無闇に声をかけるというのは、実はかなりのリスクなんですね。
タバコ休憩には行きません
昔はバイクとタバコはセットみたいな節がありましたが、最近の若者はタバコを嫌う傾向にあります。
バイクのメッカ?である道の駅どうしでタバコ休憩をしている人を見ると若者の数は明らかに少ないです。
とはいうものの昔は「タバコを吸ってる人はかっこいい」みたいな風潮があったので、バイクとの関連性があるとは言い切れないかもしれません。
バックパックが主流です
そもそもバックパックってなんだ?という人も多いのではないでしょうか。
バックパックとはリュックの今風の呼び名です。
昔はバイクにリュック背負う習慣はほとんどなく、最低限のもので身軽にしたりタンクバッグを使ったりしましたね。
しかし、現在はリュックを背負ってツーリングをするのは至って普通のこととなっています。
利便性で考えたらバイクを降りてそのまま出かけられるというメリットは大きいですよね。
「やっぱりバイクにリュックはダサいでしょ〜」と思う人のためにバイク用バックパックを紹介します。
このようにバイクを降りたときにヘルメットを背負えるようになるバックパックや、
こちらは独特のデザインでバイクに乗った時の美観を損なわず、万が一の事故の時に背中を保護できる機能まで付いています。
こんなカッコいいバックパックならダサさも違和感もありませんね!
良いバイクの価値観が大きく違います
これは私自身が感じたことですが、紳士ライダーが思う良いバイクと私とその周囲の人の思う良いバイクの価値観が大きく違います。
2000年以前は速さと馬力を重視してスペックの高いパーツを使い、音が響くことが良いバイクと言われることが多いです。
ですが最近では明らかに静かなバイクが人気ですし、速さよりもデザイン性や燃費性能が高いものを良いバイクと言われることが多いです。
実は私、良い音のバイクってよく分からないんですよね。
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音楽家が考えるバイクの良い音とは
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ファッションのように時代が過ぎれば流行が変わるのも、バイクも全く一緒ということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
若者の取り扱い説明書
- 無闇に話しかけてはならない
- 無闇に女子ライダーに絡まない
- タバコ休憩に行きません
- バックパックが主流です。
- 良いバイクの価値観が大きく違います
こうやってまとめてみると、若者って面倒臭いかもしれませんね(笑
繰り返し言いますが全ての若者に当てはまるわけではありませんので、悪しからず。
マウントおじさんの例とその対処法も合わせてご覧ください!
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排気量マウントおじさんの対処法
俺が若い頃は峠を攻めて警察ともはりあってなぁ!… 君ぜんぜんタイヤ端まで使えてないやん!まだまだだね そうなんですね!アハハ〜(面倒くさい)きぴろ おじさんにこんなマウントされたことありませんか? 私 ...
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