私が学生のころに免許を取得したとき体験したことを、二輪免許をこれから取ろうと考えている学生のみなさんの不安を少しでもなくせるよう対処法などを合わせて紹介します。
学生でなくてもこれから免許を取ろうと考えている方もぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
普通と大型どっちがいい?
学生だけでなく、これから二輪免許を取ろうと考えてる人たちがもっとも悩んだ選択ではないでしょうか。
これは免許取得後に聞いた人が口を揃えて「大型免許のがぜったい良い!」と言います。
大型免許がオススメの理由
なぜ皆んな口を揃えて「大型免許の方が良い」と答えるのでしょうか。それは大体の人は普通免許から大型免許へのステップアップしたいと考えるようになるからです。
いざバイクに乗り出すと、どんなバイクが自分にあっているか段々分かるようになっていきます。そのときに自分に合ったバイクや乗りたいバイクが大型バイクであることが多いです。
後々、大型免許にステップアップしたくなるのでその分のお金もかかり、時間も取られてしまうので迷っている方は初めから大型免許を選択した方が後が楽です。
しかし、私のようにお金がない学生にとっては1万円の差でもかなり大きので、維持費の安いバイクに決めているなら普通免許でも問題はありません。しかし、多少お金に余裕があるならば大型免許をとる方が望ましいです。
バイクの選択肢が増える
これから乗りたいバイクを選ぶときやバイクを乗り換えるときに大型バイクにも視野が入ることによって、どんなバイクに乗りたいかが具体的に決まってくることもあります。
必ずしも大型バイクを選ぶ必要はない
もちろん大型免許があれば大型バイクに乗ることもできますが、必ず大型バイクを選ぶ必要はありません。大型免許で乗れるバイクは原付(50cc~)まで乗ることができるので広い視野で選ぶことが重要です。
大型免許を取得していてもあえて150ccや125ccのバイクを選ぶという人も意外と多いのです。
150ccバイクが人気になってきた理由 - きぴろのバイク日記
AT限定は絶対に後悔する
AT車が少ないので乗れるバイクがかなり少ない
AT限定を選ぶと後々、乗りたいバイクに乗れず困ることがありあます。バイクは趣味性が高いために現在でもマニュアル車が多く、バイクのオートマ車はせいぜいビッグスクーターや一部の特殊な大型バイクに限られます。
普段使いで足としての用途でバイクに乗る場合、ビッグスクーターは非常に快適ですが快適性を求めるのであれば車の方が絶対に快適です。
MT車に相手にされないことも珍しくない
ツーリングなどで山道や峠、ツーリングスポットに行った時にAT車だと他のライダーから相手にされないことも珍しくありません。
というのも私自身がAT車からMT車に乗り換えた理由は「ビッグスクーターではヤエーしてくれないから」と同じバイク乗りでも差別されるのが嫌だったからです。悲しいですが、同じバイクとは言えビッグスクーターではどうしても周りの目線が変わってくるのです。
これが大型バイクだとまた話が変わってくるのですが、 大型ATバイクにはMT車にはない他の特徴があったりするので逆にいっぱい話しかけられることもあるそうです。
事故には気をつけて欲しい
バイクは事故率が高い
一部では「安全運転を心がけた場合はバイクの事故遭遇率は低い」と言われていますが、実際には安全運転をしていても、路面状況や車から見落とされやすく、もらい事故というのは車に較べるとやはり非常に多いです。
当たり障りのないことを言わずハッキリと言ってしまえば、バイクで事故をしてしまう人はその後もかなりの頻度で事故をしてしまう事が多いです。
逆に事故をしない人はほとんど事故を起こす事はありません。バイクは乗り手の意識が事故に繋がりやすい乗り物だということをしっかり頭に入れておかなければなりません。
事故を起こしたときのリスク
ライダーがどんなに安全運転を心がけていても避けられない事故もあります。万が一、バイクで事故をしてしまった場合、皆さんが想像しているように大事になる事が多いです。
バイク事故の死因で一番多いのが胸部を強く打ったときで、その次に頭です。胸部プロテクターとしっかりしたヘルメットを装備しましょう。
親からバイクに乗ることを反対される
どうすればバイクに乗ることを許してもらえるか
どうしても世間体では「バイク=危ない」というイメージがついてしまっています。許してもらうためには「絶対に安全運転を心がける」ということをきちんと親と話しましょう。
現在ではこっそりとバイクの免許を取得、購入するのは難しい
昔は親に内緒でこっそりとバイクの免許を取得、購入をするという話はよく耳にしますが、現在では親に内緒でこっそりとバイクを手にすることは難しいです。
というのも今では未成年の場合、自動車学校の入校、お店でのバイクの購入、任意保険に加入する時に保護者の同意書を求められる場合がほとんどです。
未成年の場合、法律でバイクの購入後などに保護者の同意が得られなかった場合など、一方的に返金や取り消しができるようにされています。これは未成年を守るためにある法律です。(民法 第5条 未成年者の法律行為)お店側としても「返金します」「取り消します」というのを避けたいので、事前に保護者の同意があるか確認することがほとんどです。
逆に成人さえしていれば保護者の同意なしでもバイクを購入することはできます。
維持費はどれくらい?
250ccでは年間おおよそ30万円ほど
私自身が18歳〜20歳(未成年時)のときにバイクに当てた費用は保険やメンテナンスなど全て含め年間30万円ほどでした。その中で10万円ほどは任意保険で、21歳未満の任意保険料は21歳以上の任意保険料の約2倍にもなります。
任意保険が高くて手が出せない人は125cc以下限定になってしまいますが「ファミリーバイク特約」を使うことができれば21歳未満でも5万円ほどに抑えることもできます。
具体的にはどんな費用がかかる?
具体的にはガソリン代やメンテナンス代をはじめ、カスタム代など様々あります。車種や排気量によっても大きく差がでるので注意です。
私が学生時代に所有していたビッグスクーター(マジェスティ)とスポーツツアラー(CBR250R)を例に具体的にまとめたので合わせて読んでみてください!