2020年に発表または発売されたホンダの新型バイクたちを徹底解説していきます!
目次
400cc超〜750cc以下
X-ADV
X-ADVはホンダ独自の自動シフトチェンジ機構であるDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載したビッグスクーターとアドヴェンチャーバイクを足して割ったようなバイクです。
メットイン収納スペースがあったりスマートキー、アクセサリーソケット、任意に選択可能なトルクコントロールはもちろん装備。オフロード走行モードにするGスイッチも搭載しています。スクーターとアドベンチャーの良いとこ取りをしています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)1,240,920円
CB650R
ミドルクラスネイキッドであるCB650Rは648㎤水冷DOHC直列4気筒を搭載しています。エアクリーナーの配置やシュラウド一体型チャンバーを採用することにより吸気効率を大幅に向上され、鋭い吹け上がりを実現しました。
Honda独自の盗難抑止機構のH・I・S・S(Honda Ignition Security System)を搭載。いわゆるイモビライザーです。これがあるだけで盗難率はグッと下がります。街乗りに嬉しい機能ですね。
任意に選択できるトルクコントロールを搭載していますが、ネイキッドなだけに最低限の装備です。
メーカー希望小売価格(消費税込み)961,200円
CBR650R
CBR650Rは648㎤水冷DOHC直列4気筒を搭載しており、空気抵抗を低減されるようにデザインされています。
ヘッドライト下両側にはCBR650R専用ツインラムエアダクトに効果的にフレッシュエアを取り入れるインテークを配置しており、ヘッドライト左右にミドルカウル上部とアッパーカウルから構成された開口部を設けることで、前面投影面積を最小化し空気抵抗を低減しました。
CB650Rと同じエンジンを使用していますが、エンジン特性をスポーツ用に調整してあります。ライディングポジションもより前傾になりスポーツ走行向けになりました。
メーカー希望小売価格(消費税込み)1,069,200円
レブル500
「シンプルを突き詰めたタフ&COOLなデザイン。」というキャッチコピーのナロースタイルのバイクです。引く車高やくびれたデザインが特徴的です。
低回転からトルクフルで、高回転まで気持ちよく回る水冷4ストロークDOHC4バルブ2気筒500ccエンジンは、吸排気系統とPGM-FIを最適にセッティングになっています。日常走行でのスロットルを開ける楽しさと、低回転の粘り強さを重視しながらも、スロットルをさらに大きく開けてもスムーズに吹け上がるエンジンフィールに仕上げました。
サウンドにもこだわっており、シンプルでありつつもマフラー内部構造も最適なセッティングになっています。
レブルを250cc版にしたレブル250もあります。
メーカー希望小売価格(消費税込み)785,160円
CRF450R / CRF450RX
2020年モデルCRF450R / CRF450RXは449㎤水冷4ストローク4バルブエンジンを搭載。CRF450Rはモトクロス競技用専用車、CRF450RXはエンデューロ競技用専用車となっています。オフロード専用のトルクコントロールシステムを採用し、スタート時の安定感向上のため後輪駆動力の抑制制御を組合せたローンチコントロールシステムになりました。
レース仕様のためナンバープレートを取得して一般道路を走行することはできません。
2020年8月30日に受注期間限定で発売予定です。
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- CRF450R:977,400円(消費税抜き本体価格 905,000円)
- CRF450RX:993,600円(消費税抜き本体価格 920,000円)
HP:Honda | モトクロス競技専用車「CRF450R」およびエンデューロ競技専用車「CRF450RX」の2020年モデルを発売
250cc超〜400cc以下
CBR400R
CBR400Rは399㎤水冷DOHC直列2気筒エンジンを搭載。よくCBR250RRと比較されますが、急ブレーキ操作を後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルや見やすいメーター周り、盗難抑止機構H・I・S・S(Honda Ignition Security System)イモビライザーが搭載されていることから街乗りやツーリングなど幅広い用途に対応できるように設計されています。
スポーツバイクではありあますが、CBR250RRとはしっかり差別化を図っています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)793,800円
400X
400XはCBR400Rと同じ型式の399㎤水冷DOHC直列2気筒エンジンを搭載。ホンダのミドルクラスのアドベンチャーバイクです。急ブレーキ操作を後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルや盗難抑止機構H・I・S・S(Honda Ignition Security System)を搭載しており、2019年モデルからはフロントタイヤが19インチになりました。リアサスペンションのストロークを従来モデルより長く設定するなど未舗装路での走破性をより向上させました。
スクリーンを20mm長くし、2段階の調整できる機能がつきライダーを風圧から守ってくれます。
メーカー希望小売価格(消費税込み)811,080円
HP:400X | Honda
125cc超〜250cc以下
全メーカーの250ccクラスのバイクまとめも合わせてどうぞ!
CB250R
エンジンはCBR250R/CB250Fのものを使用しており単気筒です。CBR250R(MC41) のエンジンはロッカーアーム方式を採用しており、パワーロスを最小化し高燃費を実現しています。このCB250Rはそのエンジンを新排ガス規制に対応させたものになります。燃費が良く、カタログ値で44.5km/Lとなります。
乾燥重量144kgと取り回しのしやすい軽さも魅力です。ちなみに小排気量版のCB125Rはなんとカタログ燃費53km/Lとなっています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)554,040円
CRF250L
ホンダのオフロード車であるCRF250は3つのラインアップがされています。CRF250 Lはオフロード走行を想定したセッティングになっているのに対し、CRF250 Mはオンロード走行も想定するモタード(オフロード車にオンロードタイヤを履かせる)を想定したセッティングになっています。もうひとつは後述。
林道や獣道をガンガン攻めたい人はCRF250 Lを、舗装された道路もオフも楽しみたい人はCRF250 Mを選ぶと良さそうです。
CRF250L Type LDという足つき性と取り回しの良さをより高めたローダウン仕様が登場しました。
メーカー希望小売価格(消費税込み)497,880円
CRFRALLY
オフロード車であるCRF250シリーズをツーリングに特化させたCRF250 RALLYはスクリーンやナックルガード、アンダーガード、左右非対称LEDヘッドライトなど装備して快適性を高めています。またタンク容量がCRF250 L/Mに比べ2.2L多い10Lとなっています。
250ccクラスのオフロード車がベースとなっていることもあり、車両重量157kgと他の250ccクラスのアドベンチャーバイクに比べると破格の軽さになっています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)702,000円
CRF250R / CRF250RX
レース仕様のCRFです。CRF250Rはモトクロス競技用専用車、CRF250RXはエンデューロ競技用専用車になっています。
レース仕様のためナンバープレートを取得して一般道路を走行することはできません。
2020年8月30日に受注期間限定で発売予定です。
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- CRF250R:831,600円(消費税抜き本体価格 770,000円)
- CRF250RX:847,800円(消費税抜き本体価格 785,000円)
HP:Honda | モトクロス競技専用車「CRF250R」およびエンデューロ競技専用車「CRF250RX」の2020年モデルを発売
レブル250
「シンプルを突き詰めたタフ&COOLなデザイン。」というキャッチコピーのナロースタイルのバイクです。
こちらのレブル250はCB250Rと同様にCBR250R(MC41)のエンジンを搭載していますが、しっかりとアメリカンクルーザー仕様に特性がアレンジされています。さらに低中速にトルクを振ったようなエンジン特性になっています。
デザインも非常に良く、690mmのシート高にミドルポジションのステップによりロングツーリングでも疲れにくいバイクに仕上がっています。
現行250ccの唯一のアメリカンバイクになります。
メーカー希望小売価格(消費税込み)537,840円
125cc以下(原付二種)
モンキー125
50ccバイクだったモンキーが125ccになって登場しました。一回り大きくなってもデザインは一目でモンキーとわかります。50ccモンキー同様に4速マニュアルトランスミッションです。12インチの極太タイヤをはいています。
そして倒立式フロントフォークとツインリアショックになりました。ディスクブレーキABS搭載となり正当な進化を遂げました。
メーカー希望小売価格(消費税込み)399,600円
スーパーカブ110ストリート
スーパーカブの街乗り仕様です。買い物フックやリアキャリアなどちょっとしたお出かけに向いています。街に溶け込むようなデザインになりました。セルでもキックでもエンジンの始動が可能です。シフトチェンジは、停車時のみロータリー式となる4段リターン式になっており、カブの特徴でもあるペダルを踏み込むだけで変速できるようになっています。
また、シフトチェンジ時のショックを軽減する2段クラッチなど、快適な乗り心地にも配慮されています。(スーパーカブ110とはデザインの違いだけらしい…?)
メーカー希望小売価格(消費税込み)232,200円
HP:らしく走ろう。スーパーカブ50/110・ストリート | Honda
クロスカブ110
スーパーカブ110をクロスバイク風にカスタムされたカブです。ヘッドライトガードや17インチのセミブロックタイヤを履かせて多少の未舗装路を走ることができます。
またリアとフロントにマッドガードも装備され様々な路面も走行可能です。
ちなみにクロスカブ・くまモンバージョンもあります。くまモンのロゴが入っています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)291,600円
HP:遊びゴコロをのせて走ろう。クロスカブ50 / 110 | Honda
スーパーカブ C125
スーパーカブが125ccのエンジンになり様々な装備が追加され、一言でいうならばスーパーカブの上位版です。メーターはデジタルになりスマートキーが標準装備です。デザインもスーパーカブより豪華な感じになっています。
スーパーカブC125に乗っているオーナーの話によると、スーパーカブ110とエンジンの排気量は15ccしか違いませんが、このたった15ccが結構パワー感があると言っていました。
メーカー希望小売価格(消費税込み)399,600円
HP:スーパーカブ C125 目的地は、新しい自分。 | Honda
ディオ110
最近のスクーターはスポーツバイク寄りの顔になってきている傾向にあります。2019年式ディオ110はデザインがカッコよくなりましたね。「eSP」という環境に優しいエンジンを搭載。そして何よりPCXの醍醐味であったアイドリング・ストップシステムがディオ110にも搭載されました。バッテリーの電圧が低いときはアイドリングストップしないようになっています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)231,120円
50cc以下(原付)
スーパーカブシリーズ
先ほど紹介したスーパーカブシリーズには50ccもあります。
ダンク
2019年にモデルチェンジされデザインが新しくなりました。環境性能に優れた50cc水冷エンジン「eSP」を搭載。なんと原付にまでアイドリング・ストップシステムが搭載されてしまいました!スマホの充電もできます。
ディスクブレーキだったり前後のブレーキ連動したりひそかに豪華装備になっています。
メーカー希望小売価格(消費税込み)214,920円
HP:Dunk | Honda
ジョルノ
ダンクと同じく50cc水冷エンジン「eSP」とアイドリング・ストップシステム、前後ブレーキ連動が搭載されています。スマホが充電できるソケットも装備。丸みをおびたとても可愛らしいデザインで女性にも人気が出そうです。
ジョルノ。スペシャル(ハッピーカラーコレクション)はもう女性受け狙ってますね。わたし的には大型バイクにもこういう可愛らしいデザインがあってほしいです。
メーカー希望小売価格(消費税込み)194,400円
タクト
タクトも同じく50cc水冷エンジン「eSP」です。オプションでアイドリング・ストップシステムと前後連動ブレーキを装備。その他は値段が抑えられるように最低限の装備です。
メーカー希望小売価格(消費税込み)165,240円
HP:TACT | Honda