モトブログやツーリングの思い出を残しておくためにアクションカムを使うことがほとんどですが、一つの問題となるのがアクションカムのマウント方法です。
私は以前まで顎マウントをしていましたが、様々なマウント方法を試し顎マウントを辞めてネックマウントにしました。その理由を解説していきます。
目次
顎マウントのメリット
ライダーの視点に近い映像が撮れる
ライダーの視点に近い映像で臨場感があります。YouTubeのモトブログの大半がこの顎マウントによる撮影です。向いた方向を撮影できるので、撮影したいモノに直ぐにカメラを向けることができます。
映像がブレにくい
バイクによる振動を首が吸収をしてくれるのでジンバルや手振れ補正がなくてもある程度は映像がブレません。
手振れ補正機能がないアクションカメラなどでは顎マウントにしないとブレすぎて酔ってしまうこともあるので、顎マウントはある程度の品質を保ってくれます。
モトブログではあごマウントが主流になっています! 続きを見る
バイクヘルメットにGoProを顎マウントする方法
そのあごマウントを簡単にやる方法を紹介します!
顎マウントを辞めた理由
長時間付けていると首が痛くなる
顎マウントではアクションカメラの荷重がヘルメットの前の方にかかってきます。この時、首には上を向くような力を常に入れる必要があるため短時間でも疲れやすく、首が痛くなりやすいです。
特に重量のあるGopro Hero5~8などを顎マウントすると1時間ほどで首が痛くなってしまいます。
さらにこの時にスポーツレプリカに乗っている場合は前傾姿勢と相まって首への負担が激増します。
肩こりの原因にもなる
長時間、首に力を入れ続けていると肩こりになります。寒い時に体がこわばって力が入ってしまい、肩こりを起こすのと原理は一緒です。
ヘルメットを付けている間しか撮れない
カメラがアゴに付いているので、ヘルメットを外した時に撮影するにはヘルメットからカメラを外すかヘルメットを装着したままのことが大半です。
ヘルメットを常にかぶって撮影しているのも周りから見ると変質者だと思われるので、できればそんなことはしたくないですよね。
かといってヘルメットから毎回外すのも手間がかかるのでものすごい痒い思いをしていました。
ネックマウントに変えた理由
長時間付けていても負担が少ない
ネックマウントは首というよりも肩で支えているような感じです。具体的には肩、胸、首の3点で支えることになります。荷重を首1点で支える顎マウントに比べると3点で支える分、重さも感じにくく長時間付けていても首が痛くなったりしません。
ヘルメットをとっても撮影できる
ヘルメットからカメラを外す手間なしでバイクから降りてヘルメットを外しても、シームレスに撮影を続けることが可能です。
コックピットが映り絵的の映える
顎マウントに比べるとライダーの視点から少し下がるのでコックピットが映ります。「ネックマウントでは景色が見えないだろう」と思って試していませんでしたが、実際にネックマウントで撮影してもるとコックピットが映えてモトブログ的にもいい映像になります。
ネックマウントのデメリット
ネックマウントをそのまま装着すると鎖骨があたって痛いのでタオルやクッションなどで巻いてあげる必要があります。
また運転中に段差などでバイクが跳ねるとカメラも跳ねてしまうので、ネックマウントするときは逆に重量があったほうがブレない映像になります。
この2つを工夫して解消すれば、ネックマウントはバイクに最適な撮影方法です。