ゲルザブを購入して1年が経ち、ふと冷静に必要なのか考えてみました。
結論から言うと、私の環境ではゲルザブは無い方がいいと言う答えが出ました。
ゲルザブをやめた理由を具体的に解説していきます。
安い商品では無いのでゲルザブの購入を検討してる方はぜひ参考にしてみてください。
ゲルザブをやめた理由
ゲルザブを300kmを走った時は確かに違う感覚を受けました。
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ゲルザブをつけて300km連続で走ってみて効果はあったのか?
今回は「ゲルザブ 」をつけて300km連続で走り続けてどのくらいの効果があるのか検証してみました!
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しかし、ふとノーマルのシートで跨ってみると圧倒的に乗りやすいことがわかりました。
比べた結果として、ゲルザブをやめた理由は5つあります。
ゲルザブをやめた理由
- あまり効果を感じられなかった
- 足つきが悪くなった
- 滑りやすい
- 座りにくい
- 染料が染み出す
あまり効果を感じられなかった
何度もロングツーリングをしましたが、ゲルザブがなかった時と比べて楽になった訳ではありませんでした。
結局のところお尻の痛さよりも腰や腕、頭の方が先に疲れてくるんですよね。
私の場合200kmで1回は休憩を挟むので、それまではお尻が耐えてくれるので恩恵が受けられたかというと正直微妙でした。
足つきが悪くなった
私の身長は159cmなので足つきを良くするために、様々な工夫をしています。
シート本体も他のバイクから流用して自分仕様にカスタムしています。
しかし、せっかく乗りやすく自分仕様にしたのに、ゲルザブが良いところを全部打ち消してしまっているんですよね。
体感で言うと10mmシート高がアップした感じでしょうか。
足つきチョンチョンの私に10mmって結構でかいです。
実際、立ちゴケは増えました。
滑りやすい
表皮ががナイロン素材になっており、意外と滑ります。
ゲルザブユーザーの間では滑りやすいのは有名な話のようです。
アップデートして滑りにくくなったようですが、それでも純正シートに比べると多少滑るかなという印象です。
座りにくい
ゲルザブは前後で厚みが違います。
こちらの写真を見てもらうと、わかりやすいと思います。
お尻側の方が体重がかかるので、お尻側が厚くなるのは至極当然です。
しかし私のCBR250Rのシートはお尻側が少し高くなっているので、ゲルザブをつけることでよりシートの前後に高低差ができてしまうんですよね。
シートの後ろが高く、前が低くなると滑りやすさも相まって徐々にシートの前の方に移動してしまいます。
かなりバランスが悪く姿勢やポジションを保つため腰や腕に変な力が入って余計疲れることが分かりました。
染料が染み出す
雨が降ると、ゲルザブを取り付ける時のベルクロから染料が染み出して跡が残ります。
せっかく良い写真がとれたと思っても、このダラしない跡のせいで写真が台無しです。
雨が降ったら拭いて保管するのですが、結局ゲルザブが吸った水がポタポタ出てきてしまいます。
これを解決するにはゲルザブを外してあげる必要がある訳です。
リアシートならともかく、フロントのシートは六角レンチで外す手間があります。
通学通勤で毎日乗る私にとってはちょっと不便です。
染み出した染料はゲキ落ち君でも落とすことができませんでした。
紙やすりを使って削り落とすしかありません。
ゲルザブをつけるなら埋め込み式がオススメ
出典:ゲルザブ
特に染料の染み出しが目につくので埋め込みタイプのゲルザブSがオススメです。
中に仕込むので滑りやすくなることもありませんし、染料も染み出してきません。
シート表皮を一度外さなければいけませんので、取り付けも取り外しも少し手間がかかります。
ですが、値段も安いし見栄えも機能も最高ですね!
ゲルザブはこんな人にオススメ
残念ながら私の環境ではゲルザブの効果は実感ができませんでした。
しかし、シートが硬すぎると感じる人にとっては良いかもしれませんね。
オフロードでツーリングに行く人がゲルザブをつけていることが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ここでこれまでのおさらいをします。
ゲルザブをやめた理由
- あまり効果を感じられなかった
- 足つきが悪くなった
- 滑りやすい
- 座りにくい
- 染料が染み出す
ロングツーリングを楽にしたいならゲルザブよりももっと効果的なアイテムがありますよ!
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