結論から言ってしまうと私たち一般ライダーにとってセパハンは見た目重視、バーハンは実用性重視です。
セパハンよりバーハンの方が良い理由をCBR250Rをセパハンからバーハン化して良かったことなどを、具体的な例を挙げながら解説していきます!
セパハンとバーハンどちらにするか悩んでいる人やバーハン化しようか迷っている人はこの記事を参考にしてみてください。
セパハンよりバーハンが良い理由
CBR250Rアドベンチャー仕様計画が着々と進んでいます!
本日はバーハンドル化 pic.twitter.com/UlPMoauIuv
— きぴろのバイク日記 (@SanoMarket) April 11, 2020
バーハンにして良かったこと
- 姿勢が楽になる
- 調整がしやすい
- 耐久性がある
姿勢が楽になる
バーハンドルの形にもよりますが、基本的にはセパハンよりバーハンドルの方が高く手前にきます。
ハンドルが高く手前に来ることで、姿勢が真っ直ぐになり長時間乗っていても疲れにくくなるのです。
この上の写真を見てわかる通りですが、ハンドル位置が手前に来ていることがわかりますね。
身長が高く腕も長い人だとセパハンでもそんなに気にならないという人もいるとは思いますが、日本人の平均身長や女性だと結構きついんですよね。
私が乗っているCBR250Rはセパハンのバイクの中でもかなり姿勢が楽な方だと言われていますが、身長160cmの私ではかなり前のめりになってしまいます。
セパハンだった時は連続で150km(大体3時間)で腰や腕に限界がきて、休憩を挟まなければいけませんでした。
しかし、バーハンにしてからは300km(大体7時間)を連続で運転してもかなり余裕がありました。
ロングツーリングだけでなく、バイクを通勤や通学に使っている方は意外とこの恩恵を受けられます。
どういうことかというと、仕事や授業が終わり疲れているところにセパハンの前傾姿勢は意外と堪えますからね。
調整がしやすい
バーハンドルの方が調整や自由度があります。
セパハンだとフォーク周辺までしか自由がないので、どうしても調整がしづらいんですよね。
手軽にセパハンの高さをあげるには、ハンドルアップスペーサーを挟んであげることで高くできます。
-
ハンドルアップスペーサーを自作してバイクの腰の痛みを改善!
スポーツタイプのバイクは他のバイクと比べ前傾姿勢になるようなライディングポジションになります。
そのためスポーツタイプのバイクは長時間の走行にあまり向いていません。
そこでライディングポジションを改善させるハンドルアップスペーサーを導入すると長時間の連続走行も可能となります。続きを見る
しかし、この方法ではせいぜい1cm~2cmほどしか高くなりませんし、手前にすることもできません。
ですが、ハンドルアップライザーをつけることによって、高さもあげられ手前に持ってくることができます。
私が使用しているバーライザーは角度が自由に決められるので、自分の好きなポジションを見つけることができます。
タンクやスクリーンに干渉しないように避けて取り付けることもできるので、基本的にどんな車種にも安心してつけられます。
ひとつ懸念点があるとすれば耐久度でしょうか。
例えば立ちゴケの時にハンドル位置が変わってしまう心配がありますよね。
ですが実際にこのバーライザーを取り付けてバイクを寝かしたり、ハンドルに強い力を加えてみたりしましたが動くことはありませんでした。
耐久性がある
立ちゴケライダーこと私ですが、やはり何度も立ちゴケをしてしまうとハンドルが曲がってしまいます。
私のセパハンは何十回と立ちゴケしたことによって綺麗な八の字になっていません。
セパハンだとどうしても力が一点に集中してしまうために、根本部分がどんどん内側に曲がっていきます。
一方でバーハンドルは力を受け流すとまではいかないものの、やはり衝撃や強い力に耐性があるような気がします。
セパハンのメリット
セパハンの良いところと言ったら、やはり見た目の良さでしょうか。
例えばカフェレーサーとかめちゃくちゃかっこいいですよね。
ではそれ以外だとメリットって何があるかというと、公道ではないですね…
知っている方も多いと思いますが、セパハンはもともとバイクレースで前傾姿勢にして空気抵抗を無くしスピードを稼ぐためのものでした。
公道においてスピードを稼がなければいけない理由はないと思いますので、セパハンである必要性は全くないんですよね。
ただもう一回言っておくとやっぱりセパハンはカッコいいです。
楽なポジションでセパハンにするにはセパハンキットや釣り上がったようなハンドルを使うと良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ハンドルに特にこだわりがない方やロングツーリングが多い方は、セパハンよりもバーハンドルにしておいた方が色々と楽ですよ!
バーハンのメリット
- 姿勢が楽になる
- 調整がしやすい
- 耐久性がある
現在セパハンのバイクに乗っている方はハリケーンから販売されているバーハンドルキットを使うと、ほぼ全ての車種でポン付けできます!