ソロに向いているキャンプ場を探すのはどうしたらいいか迷いますよね。
そこで毎週4回ソロキャンプをしていた経験がある私が考える、ソロキャンプの場所の見つけ方を解説します!
目次
ソロキャンプに向いている場所の見つけ方
ソロキャンプに向いている場所の見つけ方として、いくつかの基準を設けると探しやすくなります。
「キャンプスタイルにもよる」と言ってしまうと味気ないので、初心者キャンパーとベテランキャンパーはどのような基準でキャンプ場を選ぶべきか解説します。
初心者ソロキャンパー
- ある程度の明るさがあるところか
- 近くに建物があるところか
- 自分以外に人がいるところか
またソロキャンに慣れてくると以下のようなことに気をつけるとより快適になります。
ベテランソロキャンパー
- 人がいないところか
- 風をしのげるところか
- 水の通り道でないところか
- 燃料は周りにあるところか
初心者向けソロキャンパーの場所選び
- ある程度の明るさがあるところか
- 水が確保できるところか
- 自分以外に人がいるところか
この3つのポイントに焦点をあてて詳しく解説していきます!
ある程度の明るさがあるところか
まず、そのキャンプ場には明かり(照明など)があるかしっかりと調べておきましょう。
キャンプにおいて明かりは最も重要と言っても過言ではありません。
現代の生活において当たり前のように明かり(照明)があるので、明かりの重要性はあまり気づくことができません。
しかし、人は明かりの無い暗闇の中で長時間すごすと、大きな精神ダメージを負います。
このような現象を「感覚遮断」と言い、これを避けるためサバイバル等では夜になる前に明かりである火を起こすのです。
感覚遮断とは、外からの刺激をできる限り少なく、あるいはなくしてしまい、現実世界と切り離されたような状態のことを言います。
感覚遮断の状態になると思考が乱れたり、身体的な違和感を生じたりするようになります。このことから、人が正常な心理状態を保つためには外界から適度な刺激を受けたり、その刺激に対応して自主的に行動を起こすなどして外界と関わっていく必要があるということが分かっています。
引用:感覚遮断
キャンプでもこれは同じで、明かりがないところで一人だとかなりのストレスになることは明白です。
最低でも集光型、散光型の2種類のライトを持っていく必要があります。さらに加えてキャンプ場内に外灯があると安心です。
近くに建物があるところか
日本のキャンプ場の多くは夕立や天候の変わりやすい場所に立地していることが多いです。
「天気予報では晴れだったのに急に大雨が降った」というのも珍しくありません。
大雨程度ならいいですが、そこに強風や落雷やその他の要因も加わると生命の危険にもなります。
【キャンプ中に建物へ逃げるタイミング】
- 野生の危険動物(クマ、イノシシなど)が現れたとき
- 落雷の可能性があるとき
- テントが飛ばされるほどの強風
- 急激に気温が下がる、又は下がると予想されるとき
その他にも要因は様々考えられますが、生命の危険があると判断したらすぐに建物へ避難することを強くオススメします。
キャンプ場内に出入りができる建物があると良いですね。
自分以外に人がいるところか
万が一、怪我をしたとき自分一人ではどうにもできない場面があります。
キャンプ場で特に多いのが手の怪我で、ナイフやナタを使っているときが多いです。
手に大きめの怪我をするとその後、何も作業することができないんですよね。
怪我した場合は大事になる前に、近くの人でもいいので力になってもらった方が良いです。
またケータイのキャリア回線が繋がっているかも確認しておくといいかもしれません。(何かあったとき電話でなんとでもなるので)
また、人がいるところには野生の動物も寄ってこないので安心です。
ベテランソロキャンパーの場所選び
ソロキャンに慣れてくると先に解説した他にも気にすることで、よりキャンプを楽しむことができます。
- 人がいないところか
- 風をしのげるところか
- 水の通り道でないところか
- 燃料は周りにあるところか
人がいないところか
早速、さっきと真逆のことを言っていますが、ソロキャンプはわざわざ「一人」になりにきている or キャンプをする友達がいないかのどちらかです。
自分のペースでやるのが結局1番楽しいんですよね。
同じ空間に自分と知らない人、合わせて2〜3人になるくらいが丁度いい空気になります(笑)
とはいえ、キャンプ場で素晴らしい出会いがあったのも事実です。
風をしのげるところか
「テントがうまく張れない」「火がすぐに消える」「荷物が飛んでいく」などのほとんどは風が原因です。
風をしのげる場所かどうかテントを張る前にしっかり見極める必要があります。
水の通り道でないところか
先程書いたように、日本のキャンプ場は夕立に遭いやすい立地です。
雨が降ってテントを張ったところに水が溜まったり、通り道になっていないか確認しましょう。
地面を掘って水路を作ってあげることで、ある程度解決できますが、水路を作っても解決できない場合は素直に場所を移動しましょう。
燃料は周りにあるところか
燃料というとガソリンやガスボンベをイメージしてしまいますが、ここで言う「燃料」とは薪や枝など燃やせるものを指します。
基本的に燃料が多くて困ることはありません。
キャンプ場で薪を買うと1束500円ほどですが、森などであれば問題なく集められます。
意外と気にしなくていい事
と思うかもしれませんが、実は意外と気にしなくてもいい事もあります。
水が確保できるか気にしなくていい
以前は私もソロのキャンプ場選びに飲める水が確保できるかというのを重要視していました。
ソロの場合は「飲む」「料理をつくる」「容器を洗う」など全て込みで水は1Lもあれば足ります。
1Lくらいなら飲めるかもわからないキャンプ場の水を使うよりも、自前で用意した方が確実です。
ちなみにソロキャンにオススメの浄水器はセイシェル一択です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ソロキャンプに向いている場所の見つけ方のポイントをまとめると
初心者ソロキャンパー
- ある程度の明るさがあるところか
- 近くに建物があるところか
- 自分以外に人がいるところか
ベテランソロキャンパー
- 人がいないところか
- 風をしのげるところか
- 水の通り道でないところか
- 燃料は周りにあるところか
ぜひキャンプ場や野営する場所を見つけるときに参考にしてみてください!