12月になると寒さが本格的になり、バイクを乗るには何かしらの防寒対策が必要になってきます。
そこでグリップヒーターを自分て取り付けし、何度かの失敗を経て最も効果的なグリップヒーターの取り付け方法を見つけたので紹介します!
目次
グリップヒーター
グリップヒーターの良いところと悪いところをあげてみました。それぞれ詳しく解説します。
良いところ
- 一度取り付けたらどんな場面でもすぐに使える
- 冬以外でも山奥など寒いところに行った時に対処ができる
- 巻き付けタイプは比較的手軽に取り付けできる
- バイク用防寒グッズでは安い方
悪いところ
- 最初の取り付けが面倒臭い
- バッテリーの電圧に注意
- お店で取り付けてもらうと工賃が高い
- 手の甲はどうしても寒い
グリップヒーターの選び方
お店で取り付けると工賃が高い
グリップヒーターをお店で取り付ける時はグリップヒーター本体よりも工賃の方が高くつくことは珍しくありません。
グリップヒーター取り付け工賃の相場を調べてみると5,000円〜10,000円程度です。
巻き付けタイプは導入が比較的簡単でオススメ
今回私が選んだグリップヒーターはキジマの巻き付けタイプです。
巻き付けタイプを選んだ理由は簡単に取り付けができるためです。取り替え式の場合だと一人でグリップを入れるのは車種によってはかなり大変です。
巻き付けタイプの注意点はどうしてもグリップが少し太くなるので違和感を感じる人もいます。
そして巻き付け式グリップヒーター本体価格が4,000円前後と安く交換も楽なので、断線や故障したときにすぐ取り替えられるので非常にオススメです。
取り替え式を選ぶメリットと注意点
取り替え式のメリットはグリップの太さはそこまで大きく変化しないので違和感がありません。
キジマのグリップヒーターは本体価格が5,000円前後と巻き付けタイプとほとんど値段が変わらないので、一人でも取り付けができそうなのであれば取り替えタイプを選ぶと良いです。
電源の取り出し方式はUSBは以外のものが望ましい
グリップヒーターの電源取り出し方法は一般的なもので3種類あります。
- アクセサリー周辺から電源を分岐
- シガーソケットから給電
- USBから給電
アクセサリー周辺から電源を分岐する方法とシガーソケットからの給電はほとんどの場合は問題ありません。
しかしUSBからの給電場合はUSBに出力時にほとんどと言っても過言ではないほど5Vに降圧されていますので、12V運用を想定したグリップヒーターでは十分に暖まらない可能性が高いです。
取り付け方法
巻き付けタイプでアクセサリー周辺からの給電の場合の取り付け例です。
本体の取り付け
まずはグリップヒーター本体を取り付けましょう。巻き付けタイプは巻いて紐で縛るだけですので非常に楽です。
電源の取り出し
電源の取り出しはアクセサリー電源から分岐させるのが最もスッキリしているので良いですね。
よくあるトラブル
ほんのりしか暖かくならない
ほとんどのグリップヒーターはしっかり機能していれば(最大出力で)熱くて握っていられないぐらい温まります。グリップヒーター本体が左右しっかり暖かくならない場合は、電源を分岐させた部分にしっかり電気が流れていないことが多いです。
例えばエレクトロタップを使用したとき、皮膜がしっかり切断できずに芯まで届いていなかったなどがあげられます。
その他にはスイッチ部分が故障しており、しっかり電流が来ていないこともあります。
片方だけが暖かくならない
暖かくならない方のグリップヒーターの電熱線が断線している可能性が高いです。
この場合はグリップヒーター本体を交換するしかないです。
あたたかいの?
ぶっちゃけ熱い
先ほど述べたように大抵のグリップヒーターは(最大出力で)グリップが握っていられないほど熱くなります。
グリップヒーターがあると無いでは確実に違う
やはりグリップヒーターがあると無いとでは手の冷え方がまったく違います。
手の冷えは体の冷えにも大きく関わるので、体全体を温めるよりも効果がはっきり感じられます。
でも手の甲は寒い
グリップヒーターの特性上、手のひらしか暖かくならず手の甲は風が当たり寒いです。
グリップヒーターはハンドルカバーと合わせて使うと100%本領を発揮してくれます。
温度調節機能は必要?
以前5段階調整ができるグリップヒーターを使っていましたが、冬グローブが厚手なので最大出力でちょうど良く、常に最大だったため温度調整機能は正直あまり必要は感じません。
温度調節ありと無しでは実際に無しでも私は十分でしたので、ON,OFFスイッチさえあれば問題ないかと思います。
電熱グローブとどっちが良い?
電熱グローブの良いところ
導入が非常に簡単
電源の取り出しやグリップの取り付けの必要がないので、導入が非常に簡単です。
手全体を温めてくれる
グリップヒーターではカバーできない手の甲や指先まで全体を温めてくれめてくれるため、性能はグリップヒーターより電熱グローブの方が圧倒的に良いです。
電熱グローブの悪いところ
値段が高い
電熱グローブはけっこう値段が高いです。バイク用の電熱グローブだと電熱グローブ本体10,000円〜に加えバッテリーが別売り10,000円前後ということも珍しくなく、かなりの出費になります。
電源を入れるのに手間を感じる
電源コードに繋ぎ電源を入れることを左右2つしなければならないためけっこう手間に感じます。
どっちがいいの?
多少の導入の手間がありますが、導入後の手間があまりかからず価格が安いグリップヒーターを私はオススメします。
どちらか迷っている方は自分にスタイル合っている方を選びましょう。
グリップヒーターに向いている人
通勤や通学など毎日バイクに乗る人やバイクに乗る頻度が高い人に向いています。
電熱グローブに向いている人
バイクに乗るのは仕事休みくらいで長距離やツーリングだけに乗る方に向いています。
また冬に快適にバイクに乗りたい方は少し奮発してバイク用の電熱グローブを視野に入れてみましょう。