「キャンツーを始めようかな。でもスポーツバイクしか持っていないし…」とスポーツバイクでもキャンツーができるか心配ですよね。
毎週1回以上スポーツバイクでキャンツーをしている私の経験から気をつけたいことなどを解説していきます!
目次
スポーツバイクでキャンツーはできるの?
スポーツバイクでも事前にしっかりと準備をすればできます。
というのもスポーツバイクでキャンツーするには注意したいことがたくさんあります。
スポーツバイクでキャンツーするときに注意したいこと
キャンプ場は舗装されていない
ほとんどのキャンプ場内は未舗装路となっています。
砂利でタイヤが滑ってたり、地面がぬかるんでいてバイクがハマってしまうことなんてことは日常茶飯事です。
スポーツバイクがブロックタイヤ(オフロード用タイヤ)を履いているのは見たことがないので、オンロードタイヤで見舗装路を走る練習が必要です。
サイドスタンドプレートは必需品
キャンプ場の地面はペグが刺さるように柔らかくなっていることが多く、バイクのサイドスタンドで駐車しようとするとスタンドが地面にめり込みます。
サイドスタンドが地面にめり込みそのまま立ちゴケということも。
めり込んだサイドスタンドが杭のようになってしまい、バイクを起こすのもかなり大変です。
バイクも荷物も守るためにサイドスタンドプレートは準備しておきましょう!
無理に林道に入らない
林道はタイヤが滑りまくるうえ、ハマりやすく坂が多いためコケたら再起不能になる場合があります。
車両の乗り入れが可能なオートサイトでも路面状況が悪いときは安全なところに駐車して荷物は自分で運びましょう。
林道だけはやめとけってあれだけ言ったのに…オフ車はいいぞぉ! pic.twitter.com/r4tKVHE22Z
— きぴろ????CBR250Rアドベンチャー (@SanoMarket) June 11, 2019
スポーツバイクのキャンプ道具積載
さらにスポーツバイクでネックとなるのは荷物の積載です。
積載方法
積載方法はキャンプスタイルによってかなり左右されますが、やはり荷物が少ない方が圧倒的に楽なのは明白です。
なんでも持っていくと大変ですが、最初からアイテムを見切ることは難しいです。
まずは必要なものを買い揃えて何回かキャンプに持って行き、必要がないと思ったら減らしていくというスタイルが確実です。
また道具が無くて後悔することはあっても、荷物があって後悔することはほぼありません。
キャンツーも慣れが重要になっていきます。
フルパニアがオススメ
オススメの積載方法はフルパニアにすることです。
日本のキャンプ場の立地の関係で夕立(通り雨)に会いやすいですので、道具が濡れないフルパニアはとても有効です。
またフルパニアは防犯性も高くテント設営後にちょっと出かけるときなどにも安心です。
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どんなバイクでもGIVI箱を取り付けてフルパニアにする方法
バイクで必ず悩むのが積載性です。リアシートバッグ、タンクバッグ、サイドバッグ、トップケースなどなど…沢山の積載道具がありますが、荷物を大量に積みたいのならサイドとトップをフルパニアにする事をオススメします!
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ただしソフトケースと違い膨らまないので、荷物が多くなってしまったときに融通がききません。
わたしの場合はパニアケースと防水ソフトケースを使用しています。
いつも持っていくものをパニアケースに入れ、大きい荷物はソフトケースに入れています。
スポーツバイクの乗車姿勢が体力を奪う
スポーツバイクの乗車姿勢は少し前のめりになる「前傾姿勢」です。
乗車姿勢がキャンプ場で仇になる
このスポーツバイク特有の「前傾姿勢」によりキャンプ場に到着後の設営に大きな問題があります。
それは腰が痛くて設営がしんどいということ…
前傾姿勢は腰に負担がかかりやすい姿勢なのですが、テントの設営などもかがむことが多くこちらも腰に負担がかかります。
運転後と設営の両方の腰への負担がめちゃくちゃ大変です。
わたしも20歳からスポーツバイクでキャンツーを始めたのですが、何年経ってもこの問題は解決しないので年齢は関係ないです。
スポーツバイクでキャンツーするとき道中は「多すぎるかな」と思うくらいに休憩を挟みましょう。
設営を減らすために荷物を選ぶ
また設営の負担を減らすためワンタッチテントを選ぶというのもひとつの手です。
例えばDODバイクインテントはワンタッチなのに居住空間がめちゃくちゃ広いので快適です。
収納時に大きくなってしまったとしても、組み立てが簡単なものが望ましいです。
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キャンプ場についてすぐに椅子が出せればとりあえず休憩ができるので、すぐに組み立てできる椅子があるといいです。