今秋発売と噂されている250ccクラス4気筒ニンジャ(Ninja ZX-25R)ですが、現行250cc2気筒ニンジャから乗り換えるべきかまとめてみました!
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4気筒250ccがニンジャで復活!2019年秋発売決定!?
ヤングマシン2019年8月号に4気筒250ccのニンジャ「Ninja ZX-25R」が今年秋に発売されると予想しました。
しかし、バイク中古屋を運営しながらYoutubeでバイク関連の動画を配信しているホワイトベース二宮翔平さんは「4気筒250ccニンジャは今年秋に発売するのは確定です。」と断言しました。続きを見る
今秋発売予定の4気筒ニンジャのスペック
4気筒250ccニンジャのNinja ZX-25RはH2と同じトレリスフレームを採用しカラーはカワサキの特色でもあるライムグリーンになります。スイングアームはアルミ製で一体型(?)になっています。
エンジンは完全新設計されており、ヤングマシンには「50馬力台・2万回転に到達か⁈」と大きく書かれています。価格は100万円台と予想されています。
ざっくりとした情報ですが、さまざまなサイトから情報をまとめるとこうなります。
- 250cc 直列四気筒
- 出力は40~45馬力くらい
- スロットルバイワイヤ
- エンジンの生産は日本もしくはタイ
- 車両のアッセンブリーはタイもしくはインドネシア
- フロントタイヤ:110/70R17
- リアタイヤ:140/70R17
現行の250ccクラスのスポーツバイクで出力の高いバイクはCBR250RRの38馬力を超えるのはすごいですね。
現行250cc2気筒ニンジャのスペック
2019年の現行2気筒ニンジャのスペックは以下のとおりです。
- 248cc 水冷4ストローク並列2気筒
- 最高出力 37ps/12500rpm
- 最大トルク 2.3kgf・m/10000rpm
- 車両重量 166kg
- タンク容量 14.0L
- カタログ燃費 37.0km/L
- フロントタイヤ:110/70-17M/C 54H
- リヤタイヤ:140/70-17M/C 66H
こうして並べてみるとやはり4気筒ニンジャに軍配があがりますね。2020年モデルの250cc2気筒ニンジャが発表されました。
カワサキから2020年モデル新Ninja発表! - きぴろのバイク日記
2気筒と4気筒の違い
単純なスペックだけの違いをみたら明かに4気筒ニンジャの方が上ですが、気筒数によってエンジン特性がかなり違ってきます。気筒数の違いにより2気筒ニンジャと4気筒ニンジャは差別化されると予想されています。
2気筒エンジンの特徴
【メリット】
- 比較的安めの車体が多い
- バランスが良くオールマイティな状況に対応
- メンテナンスはラクな方
【デメリット】
- 振動が大きくなりがち
- 好き嫌いが分かれるとも言われる
4気筒に比べると振動は大きめですが、低速からのトルクがあり、高回転までしっかり回るバランスの良いエンジンです。
4気筒エンジンの特徴
【メリット】
- パワー(馬力)があって速い
- 振動が少ない
【デメリット】
- 車体価格が高くなる
- 燃費悪め
- メンテナンスが面倒で維持費が高くなりがち
- マフラーなどのパーツが高い
4気筒になるとパワー(馬力)は出ますが、エンジンが複雑な構造になりメンテナンスが大変になります。
2気筒エンジンに比べると、低回転のトルクはありませんが高回転のパワーは桁違いです。
低回転時の加速感が弱く感じられると言われていますが、現在のバイクでは改善されているようになっています。
街乗りかサーキットか
このように比べてみると差別化は明確で2気筒は街乗りメインになり、4気筒はサーキット走行メインのように差別化を図っていくのではないでしょうか。
4気筒ニンジャに乗り換えるべきか?
現在、現行250ccの2気筒ニンジャに乗っている人は無理して乗り換える必要性は無いと思います。その理由としては
- 車両価格が高い(100万円前後)
- 維持費も高くなる
- 街乗りメインでは4気筒の恩恵が受けられない
ただしサーキット走行を考えているのであれば、4気筒の強さは半端ではないです。サーキットで走るという方にはいいバイクになると断言できますね!