通勤・通学、ツーリング時の突然の雨、バイク用の雨合羽は緊急時に備えて一つは持っておきたいものです。
この記事では、年間走行20,000km以上を走る私が選ぶ、オススメのバイク用雨合羽を用途別にご紹介します。
目次
通勤・通学・近場の買い物
通勤・通学・近場の買い物に適しているバイク用雨合羽は、脱ぎやすさやコンパクトさを重視したものがオススメです。
ポンチョ雨合羽
通勤・通学でスクーターに乗っている方へオススメしたいのが、ポンチョ雨合羽。
ポンチョ雨合羽は、「着やすくて脱ぎやすい」というのが最大の特徴です。
雨合羽を着るのがめんどくさくなって、バイクに乗るのも億劫になってしまう人も珍しくありません。
出勤や登校で忙しい朝には「着やすくて脱ぎやすい」というのは非常に重要となります。
雨の中で運転する時間は、1時間程度と長くないと思いますので、耐水圧はそこまで重要ではありません。
ホームセンターで販売されているものでも十分です。
セパレート雨合羽
膝でタンクを挟むタイプのバイクで通学・通勤をしている方は、上下セパレートの雨合羽を選びましょう。
こちらも、長時間の運転はしないと思われますので、耐水圧は5,000mm程度で十分でしょう。
職場や学校に着いてから嵩張って邪魔にならないように、コンパクトなるものが望ましいです。(意外にも薄い生地のものの方がコンパクトになって良かったりします)
通勤・通学ならホームセンターで販売されている通常の雨合羽でも十分です。
下道ツーリング
下道が主になる数十kmのツーリングでは、バイクのための機能が付いている雨合羽がオススメです。
信号が多くなる下道では、ストップアンドゴーで足を動かす頻度が高くなるため、股下の自由度が高いものが良いです。
アーバニズム
アーバニズムの雨合羽は、バイク用に設計をされています。
例えば、腰や腕には雨の侵入を防ぐ絞りが装備されていたり、ズボンにはヒートガード(マフラーの熱で溶けないようにする素材)が装備されています。
バイクブーツのためのフラップアジャスタ等もついており、バイク装備をつけていても楽に着ることが可能です。
また、レインコートと思わせないようなデザインになっており、防風・防寒ウェアとしても使えます。
バイク用の雨合羽に迷ったら、このアーバニズムを選べばまず間違いはないでしょう!
ロングツーリング(高速道路含む)
ロングツーリングや高速道路を使うツーリングをする方には、雨が染み込まないように耐水圧が高い雨合羽がオススメです。
ミズノ ストームセイバー
ロングツーリングや高速道路で走ると、風圧で水が染み込んできやすくなります。
そのため、高い耐水圧を備えた雨合羽が必要になります。
ミズノのストームセイバーは、30,000mmという高い耐水圧を誇っています。
また、バイク用ではないものの、蒸れを防ぐベンチレーションや靴を履いたままでも着やすい裾ファスナーなども装備しているため、バイク用途でも十分な機能をしなえています。
キャンプツーリング
キャンプツーリングで使う雨合羽は、動きやすさと高い透湿性を重視したものがオススメです。
ミズノ ネクスライトプラス
キャンツーで使う雨合羽は、キャンプ場とバイク乗車中と機能を両立しなければいけません。
キャンプ場では、設営など体を動かすことが多いため、動きやすくて透湿性が高いものがオススメです。
ミズノのネクストプラスは、25,000g/m2/24h以上と非常に高い透湿性を備えています。
高い透湿性は、合羽を着た時に蒸れて不快感を感じることを防いでくれます。
また、ゴルフ用に設計されているため、非常に動きやすくなっています。
ゴルフ用とはいえ、裾ファスナーや雨の侵入を防ぐ絞り、ベンチレーションなどなどバイク用途でも十分使える機能を備えています。
サーキット
雨の中でサーキットを走る時に着る雨合羽は、サーキット専用のものを選んでください。
高速走行中の風によって雨合羽がバタつかないように、布が余らないようなサイズのものを選びましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バイクの雨合羽は、ご自身の用途によって使い分けるのがベストです。
まだ用途が決まっていなく、どの雨合羽にしようか迷っている方はアーバニズムがオススメです。
バイク用に設計されていたり、雨合羽以外の用途でも使えるようなデザインなので、汎用性が高いためです。
とはいえ、用途にあった雨合羽を選んだからと言っても、正しく着れていないと雨合羽を着ていても、水が侵入して濡れてしまいます。
こちらの記事で雨合羽の正しい着方を解説していますので、合わせてお読みください!
-
-
正しく着れてる?絶対濡れない雨合羽の着方
梅雨の季節には傘やカッパが必須ですよね!でも正しい着方をしていないとカッパを着ていても濡れてしまいます。
バイクに乗る方もそうでない方もタメになる正しいカッパの着方をお教えします!続きを見る
また、雨の中でバイクに乗った後は正しい保管方法があるのをご存知でしょうか?
こちらの記事では、雨の日にするべきことを紹介していますので、合わせてお読みください!
-
-
雨の日はバイク用レインコートを着よう!
雨の日にバイクに乗るとビショビショになって乗りたくなくなってしまいますよね。でも雨の日でもどうしてもバイクに乗らなければならないときは普通のレインウェアではなくバイク用レインウェアを着ることをオススメします!
続きを見る